A Kick Into A Dream
METAL CRASH (MECD 2186/87)
Front cover

SETLIST:
Disc-1

  1. Intro/ Pull Me Under
  2. 6:00
  3. Take The Time
  4. Caught In A Web (incl. Drum Solo)
  5. Lifting Shadows Off A Dream
  6. The Ones Who Help To Set The Sun

.
Disc-2

  1. The Mirror
  2. Lie
  3. Another Day
  4. A Mind Beside Itself
    I. Erotomania
  5. II. Voices
  6. III. The Silent Man
    (encore)
  7. Metropolis Part I

Length: (47:59/ 52:17)

Sources/ Sound Qualities:

10/28/94 Manhattan Center, New York, NY
(Audience Recording)
Sound Quality: B+
Back Cover
Review (in Japanese)
- Kanji Code : Shift-JIS -

 The Waking Up World Tour の最初期の音源です。つまり、Derek がサポートに加わって間もない頃で、一生懸命 Kevin のフレーズをなぞっているのが伝わってきます。セットリストには 'The Ones Who Help To Set The Sun' という I&W tour では一度も演奏されなかった 1st の曲が入っています。しかし、このライヴの当時アメリカでは 1st アルバムを配給していた Megaforce が倒産し、廃盤となっていたため受けがよくなく(そうでなくてもあまりいい曲とは思えませんが)、すぐにセットからはずされました。という点で貴重かもしれません。

 音質はなかなかよいオーディエンス録音ですが、隣の兄ちゃんの声があまりにも耳障りです。しかし元のテープは DAT でとったと思われ、すべての楽器の音はちゃんと聞こえます。

 ブルー系で統一されたこのジャケット、慣れればなかなかいい感じなのですが、極端に縦に細いフォントを使っているため、クレジット関係が非常に読みづらいです。しかし、日付、場所のクレジットはもとより Kevin が去って、Derek がサポートとして入ったことが記載されています。それに表、中ジャケに使われている写真はすべて Kevin を除く4人が写っているもの(おそらく Kevin の部分を切り取ったのだと思うが)と、徹底しています。確かこのブートは '94 内に出回っていたはずで(日本公演前であったことは確か)、非常に早い上に丁寧な仕事です。さすが大手、というところでしょう。

 音もなかなか良いし、作りも丁寧ですから、持っていても損はないでしょう。

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