SETLIST: Disc-1 A Fortune In Lies ---------- Get Funky (not listed) >> Status Seeker ---------- The Ytse Jam (incl. Drum Solo) ---------- The Killing Hand ---------- Light Fuse And Get Away ---------- Afterlife ---------- The Ones Who Help To Set The Sun ---------- Only A Matter Of Time >> March Of The Tyrant (not listed) ---------- To Live Forever >> Barfbag (not listed)

. Disc-2 Pull Me Under Metropolis Part I A Forthne In Lies Learning To Live ---------- Caught In A Web ---------- Lifting Shadows Off A Dream ---------- 6:00 Perfect Strangers

Length: (70:37/ 54:58) Sources/ Sound Qualities: Tracks 1,4: 04/09/93 Markthalle, Hamburg, Germany (Soundboard Recording; 14mins) Sound Quality: A- Tracks 2: 05/18/93 Impaxx Club, Buffalo, NY (FM Broadcast; 5.5mins) Sound Quality: A- Tracks 3: 04/23/93 Marquee Club, London, UK (Soundboard Recording; 9.5mins) Sound Quality: A- Tracks 5: 01/02/93 Sparks Theater, Deer Park, NY (Audience Recording; 8.5mins) Sound Quality: B Tracks 6: 11/26/93 Manchester University, Manchester, UK (Soundboard Recording; 6mins) Sound Quality: A- Tracks 7: 10/25/94 RPM Warehouse, Toronto, ON, Canada (Audience Recording; 5.5mins) Sound Quality: B Tracks 8: 11/15/93 Palasesto, Milan, Italy (Soundboard Recording; 8.5mins) Sound Quality: A- Tracks 9: 11/17/93 Elysee Montmartre, Paris, France (Audience Recording; 12mins) Sound Quality: A-

Tracks 10-13: 06/08/92 The Rits, New York, NY(?) (Soundboard Recording (Rehersal?); 32mins) Sound Quality: B- Tracks 14,16-17: 01/30/95 BBC1 Bruce Dickinson Rock Show, London, UK (FM Broadcast; 12mins) Sound Quality: B Tracks 15: 02/14/95 Downtown Cafe Radio Session (FM Broadcast; 5.5mins) Sound Quality: B+

　Disc 1 は PRISM RECORDS から '95年にリリースされた "When Dream And Today Unite" のコピー盤、Disc 2 は今までブートになったことのない２つのショウを収めたコンピレーションという、変則的なブートです。
　Disc 1 は Track 6 の 'Afterlife' の前に 'Mission: Impossible' がないこと以外は完全に "When Dream And Today Unite" のコピーですのでそちらを参照して下さい。
　問題の Disc 2 について。前半の「1992年に Ritz Club で行った、Iron Maiden の前座をつとめたショウのリハーサル」と称する音源は、現在のところはっきりとした結論は出ていません。確かにこの音源はサウンドボード音源らしく、テープ・トレーダーの間でも出回っていません。また、演奏を聴く限り '92年、それも I&W リリース直後の演奏とわかります。さらに、Ritz Club で実際にオーディエンスの前で行った演奏（観客録り音源が出回っている）とは異なることも確認できました。しかし、まだ本当にリハーサル音源なのか疑問が残ります。というのは最後の 'LTL' のエンディングで、KJL がオーディエンスに向けたような喋りをしているからです。しかし、いずれにせよ '92年６月のレア音源であることは間違いなさそうです。
　後半の 01/30/95 (01/29/95 と表記されているが、それは間違い）の音源はイギリス BBC1 の Bruce Dickinson Rock Show というラジオ番組に DT が出演した時のスタジオ・ライヴで、４曲が実際に放送されました。曲目は Track 14-17 の通りなのですが、ここに収録されている 'LSOAD' はこの時の演奏ではありません。この時は通常の Electric version でしたが、ここに収録されているのは Acoustic version で、おそらく "Guitar Talkin'" に収録されている Radio Veronica の Downtown Cafe Radio Session と思われます（イントロの状態、音質等からソースは異なると思われる)。他の３曲は間違いなく 01/30/95 の音源です。なお、本来は曲間に Bruce Dickinson の喋り、及びスタジオ内の DT メンバーとの喋り（これがおかしい）も放送されたのですが、ここではカットされています。

　Disc 1 の音質は各曲で異なります。詳しくは "When Dream And Today Unite" を参照して下さい。
　Disc 2 前半、'92年の音源はサウンドボードながらソースが非常に劣化したテープで、音質はよくありません。また、バランスも悪く特にキーボードの演奏はあまりよく聴こえません。後半の BBC の音源は、各曲でソースとするテープが異なるようですが、どれもかなり状態の悪いエア・チェック・テープらしく、聴きやすくありません。その中では 'Perfect Strangers' が一番ましです。Radio Veronica の音源のみそこそこの音質といえるでしょう。

　非常につまらないパッキングです。フロントに使われている KJL の写真以外にも全メンバーの写った写真が中に使われていますが、それも写りのよくないものをさらに加工してあります。文字も安っぽいですね。トラックのクレジットはだいたい合っていますが、Disc 1 の 'SS' の '93年のイントロである 'Get Funky'、'OAMOT' に続く 'March Of The Tyrant'、'TLF' に続く 'Burfbag' は記載されていません。音源のクレジットは Disc 1, Track 3 および Disc 2, Track 6 (通算 Track 15）が間違っています。

　Disc 1 に関しては「1st の曲は好きだけれど Dominici の歌が好きでない」という人には面白いと思います。"When Dream And Today Unite" は入手困難ですので、こちらで聴いてみるのもいいかもしれません。しかし、Disc 2 は音質も悪く BBC 音源も不完全ですので、あまり価値あるとは思えません。

この CD はかなおかさんにお借りしました。ありがとうございました。