1998年4月26日(日)


この晩のオナニーはすごく良かった。
自分に課したノルマ分の勉強も終わり、時計は1時30分。
さあ、これからが本番だ。一日の総決算となるオナニーをするため、パソコンに向かう。
このごろは、エマ本ではあまり興奮しなくなってきた。インターネットのエマ画像は やっぱり刺激的でいい。警察が躍起になって規制したがるのもよく分かる。
画像を表示する前に、「Onanist's Homepage」を見てお勉強をする。このHPには オナニーのさまざまな仕方が詳しく書かれており、大変参考になるのだ。
先週の金曜日に、M村から念願のこんにゃくをもらっているので、それを 使ってみようかと考える。
こんにゃくは昔から使ってみたかった道具の一つだが、冷蔵庫から突然消えれば 家族に不審がられるので、今まであそこにはめたことがなかった。
ひとりでスーパーに買いに行くのも恥ずかしいので、マネージャーのM村に 買ってきてくれと頼んだら、家から持ってきてくれた。
さすがはマネージャー、しっかりと仕事をしてくれる。
引き出しに入れておいたこんにゃくを取り出す。手にするだけで幸せな気分になって しまいそうな感触がいとしい。
群馬下仁田産原料使用の、2個98円のこんにゃく。こんなに安いものだったのかと ちょっと驚き。
これなら毎日使っても大丈夫だが、食べ物は大切にということで今回が最初で最後に なるだろう。
以前読んだ本に、「こんにゃくの袋に入っている石灰水とともに保存すると日持ちがする」 とあったので、保存用のタッパ(密閉容器)を1階から持ってくることにした。
大佐(祖母)を起こさないように、細心の注意を払ってタッパを食器棚から取り出す。
ちょうどいい大きさのものは下の方にあったので、取り出すときに上の食器が 「カタッ」という音を立てて揺れた。そのたびにびくびくし、とても心臓に悪い。
やっとの思いで2階の自室へと生還し、いよいよオナニーを始めることになった。

インターネットで入手した女性の画像を、画面いっぱいに表示する。
それを見つつ、ズボンの上から亀頭をつまんでさする。ほどなく勃起。
左手は、右の乳首を服の上からなであげる。「Onanist's Homepage」の教えに のっとり、外側から乳首の方へと、方向を考えて指を動かす。
服の中に手を入れる。人差し指で直接乳首を転がす。思わず目を閉じ、快感に 我を忘れる。
ズボンを膝まで下ろし、トランクスを下げると、勃起したチン×が飛び出た。
まだ亀頭の部分はほっそりとしている。刺激を続けると、ここが太く、より硬く なってくるのだ。
右手の人差し指から小指をそろえ、それと親指でリングを作る。そこにできた 筒状の空間に、硬い僕のあれをはめこむ。
いつもより、リングを大きくして、ゆっくりと上下動させる。
リングを大きくすれば、それだけ接触面積が減って快感が抑制される。そうすると、 だんだんと性感を高めることができ、フィニッシュの高まりが段違いによくなる。
ゆっくりとピストンするのは、意外と難しいものである。
速くした方が気持ちいいから、どうしても速くしてしまいがちだし、それに自然な リズムで手を動かすより、ゆっくり動かす方が手は疲れるものである。
気合いを入れて、スローペースの上下動を続ける。つい手が速くなってしまった ときには、女のコの目を見ながらこんな妄想をすればいい。
「そんな速くしちゃダメ・・・。もっとゆっくり入ってきて・・・。」
頭の中が、エッチな妄想でいっぱいになり、あそこが一段と硬くなるのが分かる。
痺れてくる。先っぽが熱くなって、くすぐったいような、微妙な感じ。
早漏防止のため乳首から手を離し、右手の動きを少し速くする。
チン×全体が熱を帯びてくる。もう目を開けてはいられない。チン×に集中する 感覚に酔いしれ、そして格闘する。
あそこがとろけそうになってくる。乳首に手を伸ばしたい衝動を抑え、さらに スピードをあげてこする。
ここで、握力を上げると「こする」というより「しごく」になり、快感も急上昇するが、 今日は本当のエクスタシーを味わうため、手が軽く触れる程度のところでおあずけ。
一度絶頂を我慢してから、こんにゃくの中に入れちゃおうと思っていた。
あそこがもう、どうしようもないくらい熱くなって、気分はこれ以上ないほどエッチ。
ああ、今日はすごく気持ちよくなれそう・・・
カタッ。

ギシッ。ガラガラッ。
大佐だ!! 百億年の眠りを終えて、いま大佐が目覚めたのだ!
1階で物音がし始めた。僕はそのことは考えず、オナニーだけに集中していたかったが、 親にバレるという最悪の状況を思うと、どうしても階段を上がってきはしないかと そのことばかりに気が散って、今まで時間をかけて育ててきたあそこのしびれも どこかへ消えていってしまった。
おのれ大佐!! これだから僕は一人暮らしがしたいんだよ!!
叫びもむなしく縮みゆくチン×。ああ無情、エクスタシーはどこへやら。
仕方がないので僕は、半立ちのチン×をトランクスで無理矢理隠して1階へと 下りてゆき、大佐に一言挨拶してきた。
こうすると、大佐の襲撃はおおかた防げるのであるが、80を越えたおばあさんと 世間話(?)をするのは大変チン×にはこたえる。
部屋に戻ってきたとき、僕のあそこは案の定、完全に萎えてしまっていた。
くそ、このままでは僕の男としてのプライドが許さないぞ、と思って愛撫再開。

昨日の昼から欲望を溜め込んでいるチン×は、触ってやるとすぐにまた大きくなった。
こんにゃくを使うのはあきらめた。使うからには最高の気分でイきたいが、この状況では 無駄づかいに終わってしまいそうだからだ。
こするたびに、とろとろと先走りが漏れだしてくる。先っぽがぬるぬるになって、 そこをこするとすごく気持ちいいが、そのうち乾いてくるとべたべたして こすりにくくなってくる。こうなるといよいよ、「しごく」やり方へと方針転換である。
このときも、あくまでゆっくり、できるだけ射精を伸ばすという原則は変わらない。
目を閉じ、愛撫を続けると先ほどの快感が戻ってくる。もはや僕の頭からは オナニー以外のことは抜けきっていた。どうやったらより気持ちよくなれるか、 ということだけを考えて両手を使う。
今日のように、すごく気持ちいいオナニーをするときには、エッチな画像を見ている 時間よりも、目を閉じて快楽に耽る時間の方がずっと長くなる。こういうわけで、 オナニーの気持ちよさと、おかずの善し悪しには、あまり相関関係はないように思える。
いま画面に映っているのは、そんなにかわいい子ではない。でもその目の表情が、 マゾっ気のある僕をせきたて、たまらなくさせる。
「まだ出しちゃダメっ」「でも、すごく気持ちいいよぉ・・・ねえ、出していい?」
妄想が限りなく広がっていく。握力を強くして、あそこを激しくしごく。
ああ、出ちゃいそう。でもまだダメだよね・・・。
女のコにじらされたい、そんな僕の欲望が高まり、あそこと乳首から伝わってくる快感と それを抑えようとする心とが対立し、精神をどろどろに溶かしてしまいそうな戦いを繰り広げる。
イキたいのにイケない、そんなシチュエーションを自分でつくることにより、 自らの欲望を満足させ、理性を粉砕させる。
目を閉じ、身体をのけ反らせ、僕はよがった。ああ、ダメ、気持ちいー、 と女のコのような声を出してしまう。 たとえそれを、下の誰かに聞かれているとしても・・・。
気持ちいい。気持ちいい。それしか頭になく、もう寝ているのか起きているのかも 微妙なほど脳の働きが停止してしまう。
無心、ゆめうつつという言葉がぴったりくるようなひととき。
右手は自分が出したカウパーによってべたべたになり、小さな乳首はしっかりと勃起して 左手の愛撫にびくんと反応を返してくれる。
そんな中で、僕は一線を越えてしまったのを感じた。
もうあとには引けない、射精へのワンウェイ・チケット。
いく、ああイク、あああああ、もう出ちゃう、ダメ、ああ、いいいいぃーーー
あああああああっ! ああっ! あはぁあ、あぁーん・・・んーー、んーーーー。
精液が飛び出たのかどうか分からないほど、快感に夢中になってしまっていた。
ゆっくりと目を開けると、股間と太股にはたっぷりと、白いザーメンがまき散らされていた。
ああ、ああああっ!
射精5秒後に襲ってくる寒気。ちょうど大地震の余震のように、最高のオナニーを したときには、必ずあとに寒気がやってくる。
身震いをし、残された快楽を脳で受けとめる。
はあーーっ。「残らず出した」という満足感、達成感が心を満たしている。
「オナニーしてよかったぁ・・・」という気持ちが、余韻となって僕の全身を 包んでいた。

しばらくの間、精液を拭くのも忘れて、僕は本当に幸せな気分に浸ったのであった。





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