1998年3月11日(水)


今日は、期末テストの3日目。英語と現代文の2科目だったが、異様に難しかった。
んー、やはり勉強不足かなぁと思いつつ、正午過ぎに帰宅。
昼食をとり、2階の自室のドアを開ける。明日の試験に備えて机に向かう・・・
そうでなくてはならないのに、実際には、食後のけだるい気分と怠け心に負けて、
勉強机ではなく、パソコンの乗っている方の机に引き寄せられてしまった。
「大戦略X」をやって気晴らしをする。HPの作成は、やりだすときりがないのでやらない。
1時間後、パソコンの電源を切った僕だが、気持ちはとても勉強には向かわずぼんやりしている。
寝るしかないか・・・。
このごろは毎日、午前3時消灯という生活が続いているので、昼になるとすぐに眠くなる。完全な夜型と言えよう。
僕はパジャマに着替えてベッドに潜ったが、悪魔の仕業か、僕の手はベッド脇の棚へと伸びてしまった。
そこには、数日前に学校で借りてきたエマ本「お隣りのお姉さん ドキドキ写真」が横たわっていた。
ページをめくると、新鮮な裸が次から次へと出てくる。思わず、あそこが固くなってくるのが感じられる。
思えばこのごろ、オナニーをしていない。
これには、オナニーをすると眠くなるから(勉強できなくなる)、というもっともな理由と、
精液を溜めておいて、最終日に爽快な一発を(そうすれば1Pのネタにもなるだろう)、と考える恥ずかしい理由とがあったのだ。
しかし、もう我慢できない。ページをめくらない方の左手が、水色のパジャマの中にしのび込む。
ちょこんと突き出たそれを、中指で優しくなぞっていく。
至福の一瞬だ。いやなことは忘れて、この快感に気持ちを集中させたい・・・。
胸へのタッチが始まった途端、下半身がむくむくと膨張し始めた。自然と腰が回転運動を始める。
もっとよくなりたくて、右手もシャツの下へすべりこませる。
両乳首に、指の腹と爪とできめ細かい刺激を与えてゆく。
抑制がきかなくなった下半身は、階下に音が聞こえるくらいにベッドをきしませ、固いものをベッドに押しつけ、こね回している。
僕はめちゃくちゃになりたいと思って、かぶっていた布団を払いのけた。
そして、乱れたパジャマの上下をそのまま脱ぎ捨て、さらにはシャツ・パンツも全て取り払った。
全裸になった僕は、そばに置いたエマ本を見ながら、チン×を右手でこすり始めた。
3日分の欲望をしまい込んでいた肉棒は、すぐにその鬱積を吐き出してしまいそうになる。
しかしこの日は、そう簡単にイキたくなかった。めちゃくちゃ気持ちよくなってから、射精したい・・・
僕は、すでに道具を用意していた。一見、何の変哲もないエマ本と、黒のボールペン。
まずはエマ本を開く。その本は、紙でできているとは思えないほど硬い。しならず、曲がらない。
去年、部室で拾ったものだ。初めは、全てのページが「のり」でくっついていて、全く読めたものではなかった。
それで封印しておいたのだが、ある日再び取り出してみると、強いにおいがした。
わからない。それが何のにおいであるか、今でも皆目分からない。
けれど、そのにおいは僕にとって最高おかずだった。本当にエロティックなにおいがした。
僕はそのにおいを嗅ぎながら、読めもしない本のページを無理矢理ペーパーナイフで切り開きながらオナニーした。
獣にでもなったようだった。においでオナニーするなんて・・・ それまでには考えたこともなかった。
ところどころに陰毛が挟まれ、全体的に黄色みを帯びているところから、誰か男の液がかかっているのかも、と思ったこともある。
しかし、僕は精液の匂いは良く知っている。いつも、僕のそばには精液を含んだ紙があったから・・・。
精液ではなく、陰毛が挟まれているところから考えて、これは女のコの愛液に違いない。そう思うことにした。
僕は愛液というものが、どういうものか知らないので、こう こじつけることは可能である。
そう、いま僕はその本を鼻に押しあてて、何かは知らないがひどくえろちっくな香りを、狂ったように求めているのだ。
チン×を太く硬く、みなぎらせながら・・・

興奮が、最高潮に達したところで、もう1つの道具「ボールペン」が活躍の場を与えられた。
僕は前回の日記にも書いたように、後ろ回りを途中でやめたような格好になった。両膝が肩の後ろにつく。
かわいそうなくらい硬くなった、赤黒いチン×を指でなでてあげ、それからボールペンを手にした。
左手で、アナルの入り口を開く。そして・・・ボールペンのお尻の方から、ゆっくりと挿入。
初めてではない。そう、括約筋に力を込めて、ゆっくりと入れていくのだ。そんなに中まで入れる必要はない。ただ抜けなければいいのだ。
適当に入ったところで、ボールペンの先の方を指でつつく。アナルから、微妙な感覚が伝わってくる。
ボールペンをぐりぐり回すと、また違った感覚、刺激が襲ってくる。
快感と言うほどではないが、左手でアナルをいじめながら、右手でチン×をしごくとすごく気持ちいい。
チン×を握って前後する右手の奥、太股と太股の間に、不釣り合いにとび出た黒のボールペンが見える。
不自然な体勢、あやしげなにおい、アナルの感触、あそこの快感。
ボールペンをもてあそびながら、数秒チン×をしごきあげただけで、僕は限界が迫るのを感じた。
そして、このとき僕は、あることをする覚悟ができていた。
・・・来るッ! あっ!
限界まで勃起した僕の先端からほとばしり出たものは、あの夜と同じく、口の中へと飛び込んだ!
口の中の粘膜に、生ぬるい感覚がくると同時に、それをごくりと飲み込んでいた僕。
閉じた唇に、続いて出てきた精液が垂れ流される。そして二度目の射精感とともに飛び出す白濁液。
僕はすかさず口を開き、それを受け止め、唾液とともに喉の奥へと流し込む。
全く苦みはなかった。体液に特有な、あの塩辛さだけが感じられた。
あわせて6度くらい、僕は粘液を口に受け止め、音を立てて飲み込んだ。
勢いのまま、唇にも舌を這わせたので、ティッシュは全く必要なかった。初めから、使うつもりなど無かった。

射精が終わって、僕はボールペンを引き抜いた。
やや苦しい体勢を解き、全裸のまま、払いのけられた布団の上に横たわる。
あの味は、口の中からはほとんど消えかかっていた。
ただ喉の奥だけが、風邪気味なせいだろうか、少しいがらっぽい感じを残していた。





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