今年､羽化したグラディアトール･メンガタの一部です｡　最初､メリー･メンガタと同じく材産みで幼虫が採れると思いこんでいた僕は､大失敗をしてしまった種類です。　よく朽ちた産卵材には､卵を産み付けるのですが､ソレよりも発酵が進んだ微粒子マット(フレーク)を好みウチでは､そのほとんどがマット産みでした。
今年分かったことなのですが､産卵には気むずかしいところがあるようで水分が多くないと産卵しないし､せっかく産卵してもマットの水分量が多すぎると卵が腐ってしまうみたいです…ソコから推測するに現地では雨が多く降る雨期(後半?)に産卵し､その後､乾期に入り卵の周囲は乾燥すると想像できます。
♀個体が産卵ＳＥＴを気に入ったのならば､恐ろしい勢いで産卵を始めますが､ウチの場合そのほとんどが腐ってしまう傾向にあり謎が多いクワガタだと泣きを見てます…
昨年は､幼虫が７頭しか採れませんでしたが､卵は７０個以上回収しています…ナゼ孵化しないぃぃぃ！
去年の失敗を元にして仮説を立てたのですが､まだ成功してないのが現実で､今年も卵を５０個以上確認してますが幼虫は０頭…このままじゃ累代が終わってしまうじゃ〜ん！（；ｘ；
仮説とは､アフリカのカナブン･ハナムグリに多い傾向である♂♀同居飼育しないと無精卵になってしまうと言う事実をふまえ､コイツも同じでは？でしたが､卵腐ってます…_|￣|○
ナニが良いのか悪いのか…（＾＾；　手の掛かる子は可愛い？？
累代して1つ分かったことは､グラディはメリーのように長時間寝ません！メリーが最大８ｹ月間もの休眠をするのに対してグラディは､最大２ｹ月も経てばエサ食ってます！！ナニが違うのかさっぱり分からないまま僕の試行錯誤は続くのでした…もしかしたらメリーより長寿で寒い（２０℃前後）のが好みかも？？？