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もしもあの晩「アブジンスキー」というカクテルを飲まなければ・・・彼女は失踪しなかったのか?一杯のカクテルが運命の分岐点となったようなお話。
なぜ彼女は彼の前から失踪したのか?答えを求めて彼女を探す主人公。犯罪の謎を解く推理小説じゃありません。ちょっと現実味がないかな、と思うところもあるけれど、細かなディテールまで丁寧に描写されていて気に入ってます。
些細なことが運命の分岐点となって、今がある。そうなんだよなって、自分自身の過去の分岐点を思わず考えて、もしあの晩一人で飲みに行ってなかったら、今の家内とは結婚してなかったのかなぁ・・・・なんて思いました。 |
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