▼初めての出勤の日,トンプ保険の調査員チョン・ジュノは,1人の女性からかかってきた相談電話を受ける。「自殺した場合,保険金はもらえるのでしょうか?」彼は,相談者の個人情報を話したり,同情心を表現してはいけないという警告文句が目にはいるが,自分の名前とメッセージを言ってしまう。
▼何日か後,チョンジン(清津)洞の保険加入者の家。訪問を要請した男は,ジュノに居間のそばのドアを開けてくれるように頼む。そこには,7歳の幼い息子が首をくくったまま死んでいた。しかし,彼をより一層混乱に落とし入れたのは,その瞬間,自分の顔色をうかがう父パク・チュンベのまなざしだった。
▼加入者の生命を保護するための保険が,人を殺すこともあるのだろうか。ジュノは,少年の死が,父による尊属殺人と確信して保険金支給を停止させてしまう。
▼しかし,警察のすべての証拠は,完ぺきな自殺を立証してしまう。保険金の支給を要請しながら,自殺をはばからない父パク・チュンベは,今日もトンプ保険 の窓口にやってくる。
▼5年前にパク・チュンベと再婚したシン・イファに3億ウォンの死亡保険金がかけられていることが明らかになる。息子を失った母の顔は,可憐なことこの上ない。ジュノは,彼女を助けたいが,死が連鎖的に続き,死の痕跡が次々に現れる。
▼果たして彼らは誰なのか,5人の死の真実は何か。迷宮を追うジュノと疑問の殺人者との対決の果てには,驚く真実が隠されていた。
スマートな保険会社の調査員と,苦痛も感情もない前代未聞のキャラクター,サイコパスとの保険金をめぐる対決を描いた作品
[制 作 年] 2007年
[韓国封切] 2007年6月20日
[観覧人員] 1,408,882人 2007年 第20位
(韓国映画データベース 年度別ボックスオフィス)
[原 題] 黒い家 검은집
[英 語 題] Black House
[ジャンル] 恐怖,スリラー,ミステリー
[原 作] 貴志祐介 「黒い家」
[脚 本] イ・ヨンジョン
[脚 色] キム・ソンホ
[監 督] シン・テラ [第1作]
[撮 影] チェ・ジュヨン
[照 明] イ・ソンジェ
[音 楽] チェ・スンヒョン
[美 術] チョ・ファソン
[出 演] ファン・ジョンミン → チョン・ジュノ トンプ保険調査員 審査チーム
ユソン → シン・イファ チュンベの妻
カン・シニル → パク・チュンベ 保険契約者
キム・ソヒョン → チャン・ミナ ジュノの恋人 医師
キム・ジョンソク → ナム・サンス課長 トンプ保険
ユ・スンモク → マ・ヨンシク 特殊調査員
チョン・インギ → オ刑事
イ・ヘヨン → ハン・スンギュ ホンチョン大学校心理学科助教授
キム・ジュヒ → キム・テヨン チュンベの小学校同窓生 元保険勧誘員
イ・ギョンフン → キム刑事
カン・ムニ → コ・ミジャ トンプ保険 女性職員
イ・チャニョン → カン・ギテ 入院患者
イ・ジュシル → 女教頭 チュンベの卒業小学校
キム・ヨンソン → ホンヨンの母
キム・ヨンピル → リポーター
キム・スンフン → 検視官
ソン・ジナン → 医師
ソン・ホスン → 傷跡男
チャ・スンニョル → 叔父
チェ・チョンジャ → 雑貨屋おばあさん キョンイルスーパー
ヨ・ミング → トンプ保険 男性職員
ハン・サンチョル → トンプ保険 男性職員
ア・ソンウォン → トンプ保険 男性職員
ハン・サンジュン → トンプ保険 男性職員
キム・ヘジョン → トンプ保険 女性職員
ホン・コウン → トンプ保険 案内女性職員
ユ・ジヨン → トンプ保険 窓口女性職員
チェ・ウンナム → トンプ保険 窓口女性職員
チョン・ギョン → トンプ保険 窓口女性職員
チャン・ジイン → トンプ保険 窓口女性職員
ファン・ウンジ → トンプ保険 窓口女性職員
キム・スネ → トンプ保険 窓口女性職員
ウォン・エリ → トンプ保険 窓口女性職員
ムン・ジヨン → トンプ保険 窓口女性職員
チェ・ビョル → トンプ保険 窓口女性職員
イ・スンウン → トンプ保険 窓口女性職員
キム・ドユン → ナイロン患者
ファン・チュナ → ナイロン患者
ソン・ビョンウク → ナイロン患者
イ・ドヒョン → ナイロン患者
ユン・ジェソン → ナイロン患者
ソン・チァンホ → ナイロン患者
キム・サンテク → ナイロン患者
チェ・チャンミン → 屋台主人 [撮影Cチーム]
キム・ミンソン → ジュンソク
チェ・スハン → 幼いジュノ
ペ・ソヨン → 幼いイファ/イ・ホンヨン(ラストの女の子)
シン・ジェフン → 幼いチュンベ
キム・ヒス → パク・ポフン チュンベの息子
クォン・スヒョン → 悲鳴少女
ホン・インモク → 幼いジュノの友人
イ・ジオ → 幼いジュノの友人
ヤン・ホンジュン → 幼いジュノの友人
ムン・ガヨン → 声出演
ムン・ポクトン → 声出演
パク・トンジュ → 声出演
ソ・ソンジュ → 声出演
字幕外
貴志祐介 → トンプ保険の客 [原作者] [編集でCut]
イ・ヨンジョン → トンプ保険の客 [脚本家] [編集でCut]
[受 賞]
[映 画 祭]
[時 間] 103分
[観覧基準] 18歳以上 観覧可
[制 作 者] ユ・イラン
[制作会社] CJエンターテイメント
[制 作 費]
[D V D] 角川エンタテインメント(DVD 4,935円)2008/9/5発売
[レンタル] あり
[H P] http://www.psychopath.co.kr/(韓国)
http://www.kuroiie.jp/(日本)
[撮影場所]
[原 作 本] 貴志祐介 「黒い家」角川ホラー文庫 714円 1997年度の日本ホラー小説大賞受賞
[Private ] K-DVD J-DVD ★★★★☆☆
J-Blu-ray-Rec(王と私55〜60)
[お ま け] ・映画の中で出てくる<サイコパス(Psychopath)>とは,人間が感じる喜怒哀楽の
感情が存在しない精神疾患者の診断名
・人間行動を調節する前頭葉の先天的な異常により,攻撃性を抑制するセロトニン成
分が欠如しているので,犯行が自分の意志ではないこともあるという。
・原作は,1997年度の日本ホラー小説大賞を受賞した貴志祐介の「黒い家」
・原作の貴志祐介氏と脚本のイ・ヨンジョン氏は,トンプ保険の窓口で相談する客の
役で出演したが,編集でカットされてしまった。
・編集でカットされた場面といえば,チョン・ジュノとトンプ保険の女性職員コ・ミ
ジャ(カン・ムニ)とのエレベーターを巡る面白い場面が,冒頭と最後にあったそ
うだ。上記の貴志祐介氏の出演場面とともに,販売用DVDに収録されています。
・日本では,森田芳光監督により映画化されており,1999年11月13日に公開された。
・保険調査員チョン・ジュノ(ファン・ジョンミン)の役は内野聖陽,保険契約者パ
ク・チュンベ(カン・シニル)の役は西村雅彦,その妻シン・イファ(ユソン)の
役は大竹しのぶが,それぞれ演じた。
プラウザの「戻る」で戻ってください。