輝国山人の韓国映画
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不朽の名作

「いつかは真の '不朽の名作’を撮るんだ。」 でも,キム・インギ(パク・チュンフン)は,母親の借金を返すためにビデオ用エロ映画を撮る身分。映画の英文字も知らないヤン社長(ペク・ユンシク)は,契約済みの2作品だけ撮らせて,この三流監督を清算しようとしている。

インギは,大学同窓のミン室長(アン・ネサン)を通じて,大学先輩で売れっ子監督のミョンジュン(ファン・インソン)からシナリオ作家ヨギョン(ソン・ユナ)を紹介してもらう。彼女に会った瞬間,インギは,自分に文才がなかった理由は,ヨギョンに会うためだったと堅く信じる。

インギは,ヨギョンとシナリオ構想をしながら不朽の名作「死の人間爆弾」を作っていく。そして,彼らの愛も,シナリオ中のサーカス団長の娘とひっそりと彼女を愛すピエロに同化していく。ヨギョンは,不朽の名作という畢生の夢を追うインギを見て,代筆作家の自分を振り返り,新しい希望と忘れてしまった夢を探すようになる。

ついに不朽の名作のシナリオは完成するが,ミン室長は彼にシナリオを売れという。誰も三流エロ監督に制作費を支援してくれるはずがなかったためだ。

ヨギョンは,ミョンジュンが結婚したことを聞いて失意に陥る。インギは,ヨギョンがミョンジュンを愛したことを初めて知る。インギとヨギョンのシナリオでミョンジュンが作った映画は興行に大成功し, エロ映画撮影を終えて故国に帰ったインギは,ベストセラー作家になったヨギョンのことを聞く。七夕の日に会う約束を思い出したインギは, 川辺に向かうけれど彼女の姿はない。気落ちして振り返ったインギは,彼女が置いて行ったバナナ牛乳を見つける。

[制 作 年] 2000年 [封 切] 2000年12月23日 [観覧人員] 133,531人 2000年 第15位       (韓国映画データベース 年度別ボックスオフィス) [原 題] 不朽の名作 불후의 명작 [英 語 題] A masterpiece in my life [原 作]  [脚 本] シム・グァンジン, キム・ユニョン [監 督] シム・グァンジン   [第1作] [撮 影] キム・ジェホ [照  明] イ・ソクファン [音 楽] チョン・サンユン [出 演] パク・チュンフン  → キム・インギ/ピエロ    ソン・ユナ     → ヨギョン    ファン・インソン  → ミョンジュン 映画監督    ペク・ユンシク   → ヤン社長    ミン・ギョンジン  → 従兄/団長    パク・チョルミン  → ジノン    パク・チュンソン  → 撮影技師/手品師    キム・ヨラン    → ジニ    アン・ネサン    → ミン室長    シン・チョルジン  → 出版局職員    チェ・ヒョンチョル → 助監督/ピエロ2    チョ・ユナ     → コアラ    イ・ジヒョン    → 団長の娘    ソ・ジノ      → ソンミ    チョ・ヨンホ    → 社長の甥/司会者    イ・ジョンウン   → ジノンの妻    ウンポ       → 男子俳優/先輩    チョン・ウヒョク  → マダンスェ1 /借力師1    キム・ソクチュ   → 編集技師    チョン・ヨングム  → 従兄の妻    キム・ヨンイム   → ビデオ店店員/手品美女    キム・ギドゥ    → 高等学生    チョ・ウンソン   → カフェ職員    イ・ジュニョク   → 映画社職員1    キム・ヨンチャン  → 映画社職員2    イ・リム      → 旅館主人    ムン・イェウン   → カラオケ子供    パク・ソル     → ジノンの娘    チェ・ユニ     → ジノンの娘    ムン・セジン    → ピエロ 代役    ユ・ウンス     → ピエロ 代役    コンニム      → 団長の娘 代役    コンジュ      → 団長の娘 代役    キム・チョン    → ブルショー    チョ・ジョンウク  → 借力師2    パク・クァンファン → ジャッグルリング    シルバーバンド   → サーカス 楽団    シム・グァンジン  → サーカス 観衆(字幕外)    イ・ピルフン    → エロスタッフ(字幕外)    特別出演    シン・ヒョンジュン → 映画俳優    ク・ソンジュ    → 古本屋主人    チョ・ヨング    → リポーター [受 賞]  [時 間] 112分 [等 級] 18歳未満 観覧不可   [制 作] カン・ウソク  [制作会社] (株)シネマサービス [ビ デ オ] 日本発売なし [レンタル] なし [Private ] (K-VHS) → Blu-ray [お ま け] 


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