▼２０２１年のオ・ハリン。いくら笑ってみようと、さっそうと暮らしてみようと努めても、他の人々の前で表わすのが難しい、消せない傷がある。
▼それはまさに１０年前の誕生日、唯一のいとこであり、片思いだったソジュンの自殺だ。
▼十年だ十年。小学校の時から今までずっと最も近い仲。
▼何だかんだお互いの一番近いいとこ同士で過ごしたが、ある日ふと気がついてみると、小雨に服がぬれるようにひっそりと好きになっていた。
▼一番幸せでなければならない誕生日、隠してきた心を告白しようと勇気を出した瞬間、ソジュンは、嘘のようにいなくなってしまった。
▼ひとりで残されたハリンは、１０年後の誕生日、ソジュンの遺品であるカメラと彼が撮った８枚の写真を再び持つようになるけれど。
▼ソジュンの記憶を再び思い出すのがとても辛いハリンは、悲しい心で写真を焼いてしまう。
▼ところが気がついて見ると、写真の中の１０年前のその日に戻っている。
▼ソジュンは、なぜ自殺をしたのだろうか？彼の死は、本当に自殺なのだろうか？
▼ソジュンのカメラから出た写真は、たった８枚。時間旅行ができる機会も、たった８回。時間を回すたびに、必然的な不運を迎えることになる。
▼果たしてハリンは、無事に過ぎた時間の中に隠された秘密を明らかにして、過去を変えることができるだろうか？（出処：報道資料）
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