輝国山人の韓国映画
<Home>へ
▼うら寂しい気勢が漂う劇場。70年代式の粗雑な劇場看板には,「スクリーム 殺してあげる深夜上映」と書いてある。
▼一人二人と劇場に入る人々。ベンチャー会社職員のインテリと彼の恋人モダン女,ショーガールとラルラン,劇場へ刺身を薄切りにしてきたさしみと彼の友だちマジンガー,失恋の傷から自殺をするために劇場を訪ねた秘密女と彼女を注目する疑惑男,犬ナルラリスタイルのヨンアガールと小心な模範生タイプのポムボーイ,勤務時間をさぼって映画を見に来たピリコップ警察官がいる。
▼いよいよスクリーンの中にはカウンター画面が浮かび上がり,警告文という字とともに字幕が流れる。
▼「私どもの映画館においでの皆様へ深く弔意を表します。この映画は,100分の映画です。100分の間で,私は,皆様を凄惨に殺すでしょう。劇場内は,すべて閉鎖されています。非常口も窓もありません。携帯電話も役に立ちません。電波遮断機があるからです。でも,希望はあります。叶う可能性は,ほとんどないけど。万一,この映画が終る時まで生き残った一人がいるならば,その人は,外へ無事に送りだします。どうか皆様の大切な生命を守ることを願って健闘を祈ります。劇場主 X」という内容が浮かび上がる。
▼みんなは,呆れ返って,始まる映画に集中する。しかし,次第に近づく恐怖に,これが実際状況であることを知り,観客たちは当惑する。
[制 作 年] 2000年 [韓国封切] 2000年00月00日 [観覧人員] [原 題] シアター 씨어터 [英 語 題] The Theater [ジャンル] [原 作] [脚 本] パク・チェボム [監 督] パク・チェボム [第1作] [撮 影] オ・ユビン,イ・ジュハン,イ・ジョンフン [照 明] キム・シンモ,チョ・イノン,キム・デユ,チョ・ギョンベ [音 楽] ウン・ジョンソ [美 術] [出 演] パク・トンビン → マジンガー / マ代理 ノ・ジノン → さしみ / サ室長 コ・ミンジョン → ショーガール チャン・ギョンヒ → タルラン / マ代理の部下 キム・ヤンウ → 疑惑男 ク・ウンジョン → 秘密女 ソン・ヨンソプ → インテリ ベンチャー会社職員 イ・ソヨン → モダン女 ノ・ギョンジュン → ピリコップ 警官 オム・セヒョン → ポムボーイ クォン・ジヘ → ヤンアガール キム・ジュボク → X(エックス) ファン・ウォンサン → ビッグバーガー ソ・ボムソク → ケヌン(犬の目) キム・ゴヌ → 検票女 / マ代理の部下 オム・チュンベ → [受 賞] [映 画 祭] 2000 ソウルネットフェスティバル 競争部門 [時 間] 100分 [観覧基準] 青少年 観覧不可 [制 作 者] ハ・グァンフィ [制作会社] NEXT films [制 作 費] [D V D] あり [レンタル] [H P] [撮影場所] プチョン(富川)市 ソサ(素砂)区庁 内 ソヒャン(焼香)館 ソサ(素砂)区庁 前 NETTOUR インターネット ゲーム村 [M-Video] [Private ] なし [お ま け]