北海道朝鮮学校の子供たちの希望のドキュメンタリー。日本の地にいる朝鮮の子供たちの勇敢な登校が始まる。
▼解放直後，在日朝鮮人一世たちは，日本の地で生きていく子孫たちのために，私費で机と椅子を買い入れ，廃工場に敷地を定めて朝鮮学校＜ウリハッキョ（私たちの学校）＞を建てた。
▼初めは，５４０余校を越えた学校は，日本の右翼勢力の弾圧の中で，８０余の学校だけが残ることになった。
▼キム・ミョンジュン監督は，北海道朝鮮初中高等学校の教員，学生たちと３年５か月という時間を同苦同楽して，彼らの日常を愛しい視線でカメラに納める。
▼＜ウリハッキョ＞の学生たちは，通常のティーンエージャーと同様に陽気で明るい。
▼日本という他国の土地で，朝鮮人という異邦人として生きているが，＜ウリハッキョ＞という共同体を通じて自分のアイデンティティを確認し，同胞社会の構成員たちに堂々と生きていくことができる勇気を与えるために勉強して運動する。
▼北に対する敵対感が反映された日本の右翼勢力の無作為的な脅迫とこれによる身辺の威嚇を体験しながらも，＜ウリハッキョ＞の学生と父兄，先生たちは，「朝鮮人は，朝鮮学校に通わなければならない。」というその平凡な真実を難しく実践して生きている。
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