輝国山人の韓国映画
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▼軍除隊後,登録金(大学の学費)を稼ぐためにバイク便のクィックサービスをしているチョルスは,死亡した路上生活者の遺骨箱を家族たちに伝達する仕事を引き受けて,夜遅くヨス(麗水)へ向かう。
▼早い時間にヨスに到着してターミナル椅子でうっかり寝ついてしまったチョルスは,翌朝,赤ん坊の泣き声で目を開く。遺骨箱が消えた席に,ぽつんと残された赤ん坊を見て慌てるチョルス。
▼警察署でもなかなか受け入れない赤ん坊をうっかりして一手に引き受けることになったチョルスは,遺骨箱と赤ん坊のお母さんを探して,ヨスをさ迷い,夕方までには必ずソウルに帰ろうと決心する。
▼一方,事情があってしばらくチョルスのそばに赤ん坊を置いて行ったミジンは,一歩遅れてターミナルを訪ねて行ってみるが,赤ん坊がいなくなったことに慌てる。
▼紆余曲折の末,チョルスを捜し出したミジンは,赤ん坊を探した安堵感からチョルスにいきなり怒る。有り難く思うどころか,怒るミジンの姿にチョルスはあきれるが,自分が未婚の母であることを明らかにして,姉から金を借りようとヨスにきたと話すミジンを痛ましく感じる。
▼しかし,時間が過ぎるほどに,どこか疑わしいミジンの態度に次第に疑問を抱きはじめるチョルス。怪しい赤ん坊の母ミジンと遺骨箱の家族を探すための同行が始まる。
[制 作 年] 2010年 [韓国封切] 2011年11月10日 [観覧人員] [原 題] 旅愁 려수 [英 語 題] Yeosu [ジャンル] ドラマ [原 作] [脚 本] チン・グァンギョ [監 督] チン・グァンギョ [第2作] [撮 影] ユン・ジョンホ [照 明] ソン・ジェソク [音 楽] チョン・ジェホ [出 演] チョン・ウイチョル → パク・チョルス クィックマンサービス職員 コ・ジュニ → キム・ミジン 未婚の母 イ・ハウン → ソヨン ミジンの娘 パク・ヘジン → おばあさん キム・スニム チョン・ソク → クィックマンサービス 社長 キム・ヨンシン → クィックマンサービス 女性職員 イ・チャンス → クィックマンサービス おじさん パク・イルモク → 尾行男 チョン・イドゥ → バスターミナル駅員 シム・グィスン → ターミナル清掃おばさん イ・チャニョン → 派出所巡査 チン・ミョンソン → 食堂おばさん イ・サンチャン → モーテル女主人 キム・イルグ → 医師 キム・ジョンウン → 看護師 キム・ギソン → 嘆願室職員 イ・ギョンウォン → コンビニ職員 キム・ジナ → 旅客ターミナル職員 イ・ドユン → チョルスの母 キム・テゴン → キョンス チョルスの友だち イ・ヨンソプ → テウク キム・ミョングァン → 事務室女性職員 パク・ヨンス → オートバイ代役 [受 賞] [映 画 祭] [時 間] 98分 [観覧基準] 15歳以上 観覧可 [制 作 者] オ・ドンジン [制作会社] (株)D&Dメディア [制 作 費] [D V D] 日本発売なし [レンタル] [H P] [撮影場所] 全羅南道 ヨス(麗水)市 ヨス(麗水)総合バスターミナル トンムン派出所 トルサン(突山)大橋 トルサン(突山)公園 ヨス(麗水)駅 サド(沙島) 観光センター [M-Video] [Private ] K-DVD【73】 KMDb [お ま け] ・映画の中でも出てきますが,この映画の題名<旅愁(リョス)>は, 韓国の作家ハンガンの小説<ヨス(麗水)の愛>に出てくる文句 「ヨス(麗水)は,旅愁(リョス)を呼ぶ>から借用したそうです。