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「野性の実践」The Practice of the Wild

ゲーリー・スナイダー著(山と渓谷社 刊)

(本文より)

洋の東西を問わず、文明は長いこと自然と衝突を繰り返してきた。

そしていま、わけても先進国は、個々の生命だけでなく、

地球上の種、エコシステム全体を破壊してしまう愚かな

パワーを手にしている。

我々が必要としているのは、野性と仲良く創造的に

共生できる文明である。


「長い旅の途上」星野道夫
 (兜カ藝春秋 刊)

(本文より)

アラスカ内陸部に、何万年と暮らし続けてきた

アサバスカンインディアンの人々。

彼らの文化は、ピラミッドや神殿などの歴史的遺産は

何も残さなかった。しかし、ひとつだけ残したものがある。

それは、太古の昔と何も変わらない、

彼らの暮らしを取り囲む森である。

星野道夫公式サイト