k邸

模型

土による断熱

海を見下ろすこの週末住宅では、床、壁、天井に約70@の土の層を作り、壁、天井

ではその外に空気層、仕上げ材となっている。これは思ったより効果があり、中は

全体一部屋で、夏は天井扇一つ、冬はファンヒーター一つで過ごせる。

喜納浩一、弘子さんと子供たち家族の別宅。
造形製作会社ブラフマン企画の創始者で、お坊さんでもあるご主人の作品は、パン焼き釜や、食材を干すための滑車で巻き上げる岡持、キッチンの扉、竹とよしずの障子など。ちなみに地鎮祭はご自分でされました。
人形作家の奥さんの作品は、「人形はありませんが、」小枝や、蔓と和紙で作った照明や、壁などにに掛けてある作品、鏡、外のあんどんカバーの竹細工、小枝の簾など。子供たちと近くで野いちごを採ってジャムを作ったり、楽しんでおられます。
キッチンは、和紙照明や木工、空間創りの作家、桑野まどか作。彼女も時々家族で使わせてもらっているようです。
壁や床の土、竹のえつりなど下地、木部を塗ったのは、加本聖香や、坂上修三夫妻、アイヌのカズオ他、音楽もやる肩書き不詳な作家たち。作業終盤小ライブなどもしました。

本体工事は、丸野工務店、電気工事は伊藤電気。

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