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めちゃくちゃ遅くなってしまったので、簡潔に。
1997年9月14日(日)午後6時25分、「やばい、Iko Iko の閉店セールで時間食いすぎた!」と、私は走っていました(笑)。
同6時30分頃、On Air West の階段前についた。「整理券番号、25番までの方〜〜」。ほっ、私のは31番だからまにあった。
中に入ると、なんとイスが用意してあるではないか。On Air なのに。まあ、1階の前半分だけだけど。
割と若い番号だったので、イス席のすぐ後ろのポジション、しかも真ん中をゲット。しかし、一人でいったためにその場を離れられず、ドリンクも取りにいけない (^_^;同7時半。ついに客電が落ちてメンバーが登場。
清水さん、小口さんはいつもの通りのラフな格好(失礼!)
光田さんは...女の子がいっぱい来てるなあ(笑)。ちなみに、客席右半分には左半分とはくらべものにならないほど女の子がいた。
村石さんは...うーむ。いつも通りだ。格闘技な格好ですね(笑)。
そして三枝さんは、一番「ロッカー」っぽい格好ですね。
さて、今回は結果からいきましょう。
「満足度は高かったが、いかんせんリハ不足がそこかしこにでていた。」
なにをえらそーに (^_^;;
とりあえず曲目は以下の通りでした。
長い!よくもまあ20曲もやったもんだ。なんと、しめて2時間20分近いライヴでした(といっても、清水さんの喋りが全部で20分近くあるんだけど... (^_^)。
- 1. alfama (later half for the intro of the show)
- 2. 空に光る
- 3. Muhonn No Toshi ('96)
- 4. Nikki (New!)
- 5. Gessha Senkho
- MC
- 6. 美深
- 7. 精武門 (New!)
- 8. 氷島
- 9. 海
- MC
- 10. 聖なる夢 -2
- 11. 胎動
- 12. ブズーキ solo
- 13. 心の中の古代 (incl. Key battle)
- 14. 地中海とアーリア人 (incl. Drum battle)
- MC
- 15. 月の位相 II
- 16. Power Of The Growly
- 17. 麻酔パート II
- MC
- 18. ギプス
- (encore)
- 19. 在野からの帰還
- (encore)
- 20. インスマウスの影
「アルファマ」は、後半部分をショウのイントロとして機能させたアレンジで、ぱっと聴きなんだかわかりませんでした。
で、「空に光る」に続くんですが、この曲はこのメンツでの演奏では、一番かっこよかったんじゃないでしょうか?しばらく前のような、「フュージョン臭さ」は確かに抜けていました。いご、新曲を含め、各アルバムからまんべんなく選曲されたセットが進んでいきました。「聖なる夢-2」〜「胎動」なんて、聴けるとは思わなかったもんな〜。
新曲は、"Nikki" (「日記?」)と、「精武門」の二曲。プラス「ギプス (for octagon)」の完全演奏でした。「日記」はとっても「ロック」な曲で、思わず首を振りたくなるような、ケンソーとしては今までにないタイプの曲で、かっこよかったです。「精武門」は、小口さん(と村石さん)の格闘技好きから来たと思われる曲で、途中「あちょー」、「ひょー」という(笑)SE が入っていました。これも結構ロックな曲。
スタジオ・アルバム未収録曲はもう4曲になりました。早くアルバムつくってくれ〜〜全体として、「フュージョン」から「ロック」へ戻ろうとしているのは痛いほどに感じました。昨年出た「在野ライヴ」で聴かれるとおりです。でも、それがバンドにとっていいのかどうかは分かりません。村石さんがドラムである限り、「フュージョン」っぽさは抜けないような来もします。だって、彼のノリは細かすぎるんだもん。
でも、それが「今のケンソー」の持ち味なんだから、別に無理に「ロック」を意識する必要はないと思うんですよね。
ケンソーのファンは、ケンソーが続く限りついていくと思います。もう、そういうところまで来ているはずです。考えすぎて、「月夜舟行」の今回のアレンジ(ロックっぽさを出そうと努力したと思われる)のように、「前の方がいいなあ」と思わせてしまっては失敗だと思います。にしても、いっぱい聴けました。おなかいっぱい。ついでに言うと、ずっとたっているのは(体力的に)結構つらかった (^_^;