BI KYO RAN Live Report



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 1997年10月25日(日)、美狂乱の新作「凶暴な宴」の発売記念ライヴに行ってまいりました。高田馬場の「AREA」にて(アレアではなく、エリアだそう(笑)。

 整理番号があったものの、入ってみるとカンケーない。イスとテーブルが適度に並べられ、結構くつろいだ感じ。4列目に荷物を置き、外でプログレ ML のお知り合いの人々とお話をする。Frith の 10inch LP が出ていることを教えてもらう。知らなかった。

 さて、セットは前半、後半に分かれていて、約90分でした。セット・リストは以下の通り:

  1. 狂暴な悪夢 (ツイン・ドラム)
  2. 狂暴な砦
  3. Creep Funk 
  4. 狂暴な宴
    (break)
  5. インプロビゼーション
  6. 旅の果て
  7. 地に足 (ツイン・ドラム)
  8. ひぐらし野郎 (ツイン・ドラム)
  9. 狂パート2(ツイン・ドラム)
    (encore)
  10. 狂暴な街 
(これは kuno さん(初代キーボーディストで、今回はインプロに参加)が、プログレ ML に流してくださったものの転載です)

 (ツインドラム)とある曲では、なんと初代ドラマーの佐藤さんが現ドラマーと一緒に叩きました!めちゃくちゃハード。現クリムゾンよりもハードだったような気がします(それはクリムゾンの時の PA が悪かったからかもしれませんが)。また、佐藤さんはインプロで、様々な民族楽器などを演奏したり、ヴォイスで演奏したりしました。これがまたかっこよかった。

 前半は、まだ聴いていない新作からの曲のオン・パレード。ちょっと厳しかったです。いや、曲が悪いんじゃなくて、ノリづらかったことがつらかったんです。わたし、体でリズムを取りながら聴く癖があるもので。
 ちょーっとギター・ソロが長すぎるような気もしました(私、音楽を聴く上でギターをあまり重要視していないんです(^_^;)が、ハードでやたらと拍子の変わるリズム・セクションはかっこよい。

 後半は、前述のインプロからこれ以上ないかっこよさで「地に足」につながり、「狂パート2」終了まで、すばらしかったです。美狂乱のアルバム、やっぱり「パララックス」はよい!

 実はまだ新作を買っていないんですが(単に、金銭的理由)、ハードでしかも強力な変拍子。早く聴きたい。

e-mail

s963713@ipe.tsukuba.ac.jp


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