The Lost Paris Tapes |
No company name (No catalog No.) |
SETLIST:
- Burning My Soul
- Under A Grass Moon
- The Way It Used To Be
- Anna Lee
- Speak To Me
- Hey You (Pink Floyd)
- Goodbye Yellow Brick Road
- Cover My Eyes
- Take Away My Pain (no sax.)
----------- Metropolis Part I
- To Live Forever
Length: (70:50)
Sources/ Sound Qualities:
- Tracks 1-9: 06/25/98 Le Bataclan, Paris, France
- (Audience Recording; 57mins)
- Sound Quality: A-
- Track 10-11: 06/28/91 Studio
- (Studio Demos; 14mins)
- Sound Quality: B+
Review (in Japanese) |
- Kanji Code : Shift-JIS - |
トータル・タイムは150分に及ぶ OIALT ですが、実際に収録されたパリでのショウは3時間以上に及ぶそれは長いものでした。このブートは、その OIALT の収録から漏れてしまった、パリで演奏された曲を収録しています。なぜか収録されなかった 'BMS'、そりゃ収録しないだろう(笑)'Anna Lee', 'Hey You' 等、このブートと OIALT でパリのショウを完全再現できるということになります。また、OIALT では Alto Sax. がオーバー・ダビングされた 'TAMP' も、実際のショウ通り Sax. なしのままで収録されています。これはありがたい(あのオーバー・ダブは余計だと思うので)。
また、ボーナス・トラックとして 1991年のデモから、'Metropolis Part I' と 'TLF' が収録されています。I&W 収録前の発展途上のバージョンです。聴き比べてみるのも面白いでしょう。なお、このデモ・テープにはもう一曲、'TTT' も収録されていましたが、これは 'Lie' の 12' シングルもしくは CD シングルで聴くことができます。パリの音源はかなりいい音です。周りの手拍子や横のファンの喋り声が入っているので観客録りとわかりますが、完全にステレオだしマイク性能も相当よさそうなので、もしかすると PA 卓で関係者によって録音されたものかもしれません。ただ、'Anna Lee' イントロでは周りの音がかなりうるさいです。ときどき音の定位が変わるので、やっぱり普通のオーディエンス録音かな?
デモの音質は 'Lie' のシングルに収録された 'TTT' をふたまわりほど悪くした音でしょうか。ヒスもかなり乗っているし、取り立てていい音ではありません。かなりドンシャリにイコライジングされているようです。内容は非常にいいのに、パッキングは非常にチープです。発色の悪いステージ写真に、フォトショップで1分でできそうなグラフィックはいただけないです。クレジットに関しては問題ありません。
OIALT でおなかいっぱいの人には勧めません。でも、オフィシャルでリリースされそうもない曲が多いので、これもまた面白いかもしれません。音質はいいので買っても損はしないでしょう。
この CD はかなおかさんにお借りしました。ありがとうございました。