Touring Into Infinity 1997 |
TAKRL (1970) |
SETLIST:
Disc-1
- Intro: Thema from "A Clockwork Orange"
- Lines In The Sand
- Burning My Soul
- >> Voices
- Under A Grass Moon
- Hollow Years
- A Crack In The Mirror
>> The Mirror
>> Just Let Me Breathe- Peruvian Skies
- Pull Me Under
.
Disc-2
- Take Away My Pain
- Scarred
- ACOS IV: The Darkest Of Winters
- >> The Ytse Jam (incl. Drum Solo)
- >> New Millennium (encore)
- Metropolis Part I (incl. Children Of The Grave/One)
----------- Burning My Soul
- Hollow Years/
Cover My Eyes- Epilogue (listed as _Cover My Eyes_)
Length: (72:20/ 72:50)
Sources/ Sound Qualities:
- Tracks 1-15: 05/12/97 The Maaspoort, Den Bosch, Holland
- (Audience Recording; 125mins)
- Sound Quality: A-
- Track 16-17: 1997 Studio
- (Studio Demos; 18mins)
- Sound Quality: B+
- Track 18: 1997 Ending Music for SEGA SATURN's "Necronomicon"
- (Studio Recording; 3mins)
- Sound Quality: B+
Review (in Japanese) |
- Kanji Code : Shift-JIS - |
TAKRL レーベルといえば、70年代中〜後期に名盤アナログ・ブートをたくさんリリースしたところとして有名ですね。これは先に CD-R ブートが出ていた Den Bosch のショウです。まだセット・リストがころころ変わる前の FII tour 中盤のショウで、この頃の典型的なセット・リストといえるでしょう。特に目新しい点はありません。イントロから完全収録なのはいいところです。なお、このブートは前述の CD-R ブートとは音源が異なります。イントロにおける周囲の観客の様子や音質から考えると "Maaspoort, Den Bosch 03/12/97" よりもずいぶん後方の席から録音した音源と思われます。
またボーナス・トラックは FII のデモで、'BMS' は 'Hell's Kitchen' がまだ分離していないバージョンです。しかし、3曲目は 'Cover My Eyes' ではありません。'Cover My Eyes' は 'Hollow Years' と同じトラックに続いて収録されています。そして最後のトラックはインストでドライヴ感のある曲ですが、他では聴いたことがありませんねぇ‥‥。どなたかご存じの方いらっしゃいますか?‥‥と書いたらその日のうちにお二方からご指摘がありました(素早い!)。これは John Petrucci がセガ・サターンのゲーム "Necronomicon" のために書いた 'Epiloque' という曲だそうです(そういえばそんな話もあったな)。タイトル通り、同ゲームのエンディングで流れるということです。かなおかさん、こうじさん、ご指摘ありがとうございました。決して悪い音ではありませんが、ステージが遠いためか広がりに欠ける音質で、低音も少ないですね。ヴォーカルはよく聴こえるんですが。また、周りの観客の声もかなり入っています。それにしても(CD への)録音レベルが低い。FII のデモは少なくとも一度テープ・フォーマットを通った音ですね。ヒス・ノイズがかなり聴こえます。音の輪郭もぼやけているし。スタジオ録音にしてはあまりいい音ではありません。
ジャケは粒子の荒い写真で構成されており、お世辞にもきれいとは言えません。クレジットも所々間違っているし、つまらないですね。
前述の CD-R ブートはプライベートに近いリリースでしたので、入手は困難と思います。また、この時期のショウはあまりブート化されていませんので、手っ取り早くてに入れるにはいいでしょう。
この CD はかなおかさんにお借りしました。ありがとうございました。