Part2


【植物の混合栽培(コンパニオン・プランツ)】

植物の混合栽培について。○○と一緒に植えるとセ−ジの精油の含有量が10%も上昇するといいます。マ−ジョラムでは20%、ペパ−ミントでは50%近く、アンジェリカではなんと80%も増加するそうです。ロ−ズマリ−では種類間の格差が大きいようですが、セ−ジからミントの間ぐらい。
一緒に植えるだけで精油の含有量を増やしてくれるハーブです。

#精油を自分で作るわけではないかもしれませんが、植物の育成状態で含まれる精油分が大幅に増加するので、結果として精油の抽出量が増えるでしょう。でも育成家としては、生きている苗の香りが強くなったほうが嬉しいでしょ。(^^)

耐寒性多年草、雌雄異株全草にわたってヘビ毒に近い蟻酸と酵素を持つ刺毛がある為、素手で掴むとかなりの痛みを負う。ただし、この刺毛に刺されると全身の体組織機能が増進するといわれています。

ヨ−ロッパで普通の雑草。日本で同名(和名)の草とは種が異なります。
アスコルビン酸のほか、色々な金属成分(鉄、マグネシウム等)を大量に含有し、ホウレン草に比べシュウ酸などの酸味が少ない為、リウマチ、痛風、関節炎患者にも安心して利用できるそうです。
含有成分中のセクレチンは胃、腸、肝臓、膵臓、胆のうのそれぞれの分泌腺を非常に良く刺激し、また、鉄分は赤血球形成に貴重な働きをする為、全身の体質改善に役立つ。

●薬用面の作用として挙げられているもの
●利尿作用(リウマチ、痛風、尿道結石、尿閉)
●下痢を止める作用(昔はコレラの下痢に用いられた)
●止血作用(鼻血、吐血等 広範囲の出血に効果)
●不時の余計な分泌物をおさえる作用(鼻カゼとか気管の詰まりに有効)
●強壮作用●催乳作用●生理不順の改善、月経困難・月経過多の改善
●浄化作用●駆虫作用●外用にしてリウマチに使用(ロ−ション)
●うがい薬として口内各種感染症、口内炎、歯肉炎に効果
●美容に皮膚の浄化。ニキビ、湿疹を減らし抜け毛をふせぐ
●混植すると他の香料植物の香味成分を増やし、薬草の有効成分を増やす。

で、これは何かと言うと・・・Urtica dioica、つまりStinging Nettleです。
「イラクサ」なのですが、日本のものはトゥンベルギアナ種です。
日本のものも若芽は山菜として食べられていますが、ディオイカ種のように他のハ−ブの有効成分を増やす働きまではないようです。
雌雄異種のために種子が取り難く根株で繁殖させるそうですが、私は種から殖やしました。さすがに雑草らしく3カ月ほどで1mにもなり、ベランダいっぱいに広がってくれたので刈り取りの時はとても痛い目にあいました。

追伸;日本国内の苗屋さんでは、扱っておりません。
なぜか?誰も買ってくれないからです。でも、イタリアでは結構リゾットなんかにいれるし、メッセゲさんは大推薦しているハ−ブなんですがね。
人体の免疫機能を改善し体質改善してくれるミネラルに富む草です。おまけに土壌まで改善してくれるそうな。



【土壌に良いヨーグルト】

まだ試したことはないのですが、ある市民農園利用者の間では、連作障害の激しいトマトなどを狭いスペ−スで連作する為に土壌改良菌としてヨ−グルトを薄めて播いているそうです。
苦土石灰よりも安全に酸度調節し地中の菌類の活動を活性化して病害菌を駆逐してくれるそうです。
ただし、プレ−ンヨ−グルトにしてください、とのことです。
いくら体に良くともブル−べり−入りとかは撒かないように!!!



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