▼ ミラビリスノコの産卵方法
急ごしらえですので画像が無いのは勘弁して下さい… 
(次の産卵時に画像を追加予定)

簡単に説明しますと材産みのクワガタです。ウチの産卵ケース内では1つもマットに産卵していませんでした…産卵材は、よく朽ちたナラの産卵材を使用し湯で2時間ほど高温殺菌した後、コマ菌を総て綺麗に掃除し洗ってあります。僕の経験上アフリカのクワガタは、シイタケ菌を好まない傾向があると感じています。 
(ミラビリスノコの場合、ノコギリクワガタと云うよりメンガタクワガタに近いと個人的には感じます。)


大のプラケに産卵材を4本SETし無添加一次発酵の微粒子マットで産卵材全体を埋めます。
この時の産卵SETの作り方は、一般的に言われている底から5p程度を固詰めしてから産卵材を並べて4本置き全部隠れるようにマットで埋め込みます。材をマットで埋めるときのコツはメリー・メンガタで有効だった方法を流用しました。 方法は材の上にマットをかぶせプラケを持ち上げ下にコンコンと軽くたたきつけます。 微粒子マットは自然に産卵材の隙間に呑み込まれますので、コレを数回おこなって産卵材の上2p程度までマットをかぶせて出来上がりです。産卵SETの中身のほとんどが産卵材と言った感じのSET方法です。(2003/06/17 SET)
(この時の水分量は、少し乾燥気味の方が良い結果が得られると思います。)


コノ方法で、僕の場合は2週間経過後、産卵材には沢山の産卵痕が見られ中にはしっかりと卵が入っていることを確認できました。 産卵痕はメリー・メンガタを飼育されている方には分かりやすく直径5o〜1p程度の縦長のモノでメリーのソレと大変よく似ています。
僕の場合、卵までは沢山取れるのですが、メンガタ(メリー&グラディアトール)でも経験し失敗も多く起こる現象で卵が孵化しない事と腐ってしまうモノが多いと云うことです…腐ってしまうことの原因は、元々乾燥している地域に生息しているクワガタなので湿気が多いことが上げられますが、孵化しない理由が温度なのか湿度なのかまでは今のところ不明です…現在、孵化して3令幼虫になって居るモノもいれば孵化したての初令まで居ますので温度管理に問題があると思われます。 温度管理なのですが、かなり低温が好みみたいで19〜23℃で活発に産卵活動を行って居るみたいです。 僕にとってのアフリカのクワガタは、孵化させることが一番の難関なのですが、孵化してしまえば幼虫は、かなり強いと云う印象が大きいです。


結局、産卵痕は70個所以上もあったのですが回収できた幼虫は10頭前後で、まだコレから孵化する
可能性も残っているので楽しみなのですが、材の表面近くに初令幼虫がいた場合、潰してしまうのでもう少し様子を見ていきたいところです…貴重なミラビリス幼虫を2頭も潰してしまいました…(;x;
3令幼虫X1 : 2令幼虫X4 : 初令幼虫X6 の内、潰した数X2 (2003/09/08 第一回幼虫回収)
残り2本の産卵材は恐くて手を付けていません…

まとめ

アフリカのクワガタは(メンガタ&ノコギリ)沢山の産卵はするのだが孵化しにくい傾向にある…
現在、グラディアトールを産卵SETしてあるのですが腐り卵が多すぎます…(涙
ちなみにグラディーは、マット産みのクワガタですので注意して下さい!!よく朽ちた柔らかい産卵材には産卵します。 あまり参考にならないと思いますが卵までならコノ方法で取れると思いますよ!


*凧助さん…ミラビリス生きてますか?説明遅れてゴメンナサイ…m(_ _)m