輝国山人の韓国映画
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▼2234番被告人イ・シニョン。夫を殺害した容疑で死刑宣告を受けたが,自分のためのすべての弁護を拒否し,死を待つ人のように平穏だ。弁護士ソ・ジュナは,出世の道が保障された海外研修を待つ間,イ・シニョンの控訴審の国選弁護を引き受ける。
▼控訴審の初公判の日。急に裁判を拒否するイ・シニョン。裁判は中止され,イ・シニョンは,独房に監禁される。
▼ジュナは,彼女のすべての事件ファイルを検索し始める。そして,受持ちのすべての事件を中断し,海外研修もあきらめてイ・シニョンの痕跡を探して東奔西走する。自分のために努力してくれるジュナの姿を見ながら,シニョンは少しずつ彼を見ることがつらくなる。
▼ジュナの努力の甲斐あって,控訴審で無罪判決が下され,二人は,冷たい刑務所の外の日差し溢れる南海の海で,初めて弁護士と被告人でない男と女として会う。しかし,大法廷で控訴審破棄が決定され,裁判がまた始まる。
夫を殺害した容疑で死刑宣告を受けた女性と,彼女の弁護を引き受けた弁護士との愛を描いた法廷ドラマ形式のメロー物
[制 作 年] 2001年 [韓国封切] 2001年5月5日 [観覧人員] 388,865人 2001年 第13位 (韓国映画データベース 年度別ボックスオフィス) [原 題] インディアン・サマー 인디언 썸머 [英 語 題] Indian Summer [原 作] [脚 本] イム・サンス, キム・ジヘ, ノ・ヒョジョン [監 督] ノ・ヒョジョン [第1作] [助 演 出] チョン・ジョンフン、ハン・スンニム [撮 影] キム・ユンス [照 明] キム・ドンホ [音 楽] ミハエル・シュタウダッハー Michael Staudacher [出 演] パク・シニャン → ソ・ジュナ 弁護士 イ・ミヨン → イ・シニョン 死刑囚 チャン・ヨン → 事務長 ハン・ミョング → パク・ピルジュ検事 チェ・ジョンウ → ファン・ビョンホ弁護士 法務法人 和白 ソン・ビョンホ → ソン・ジョンフン シニョンの夫 チョン・ア → 判事1 ユ・テギュン → 判事2 チェ・サンハク → 暴走族 イ・ジンマン ハン・サンミ → シニョンの叔母 パク・チョンファン → キム弁護士 キム・ヨンヒ → チェ弁護士 イ・スンホ → チェ・イルマン テジングループ会長 チャ・ユギョン → 産婦人科医師 ハン・ギジュン → 神経外科医師 イ・ジョングク → 精神科医師 チェ・スミ → 薬剤師 キム・ホソン → シニョンのビラの警備員 キム・ビョンチュン → 鍵修理工 イム・ソンジュ → 牛乳配達少年 ソ・ムンギョン → ファン・ギュシク ホ・ソネン → ホ弁護士 イ・ジヨン → イ弁護士 ホ・ギホ → 破棄差戻し審弁護士 イ・ヨング → 検事試補 メン・ボンハク → タイピング刑事 チェ・ホンイル → 旅券男1 キム・ユナン → 旅券男2 ホ・ミョンヘン → 旅券男3 ウォン・グニ → 大法院判事1 カン・ウシク → 大法院判事2 チョン・ボムギル → 接見申請室 職員 チェ・ヨニ → 女性刑務官 チョン・ジョンヒョン → 追撃刑事1 チェ・ウンソク → 追撃刑事2 ユン・バクチ → 暴走友人 イ・ジョンネ → 法廷弁護士 韓国総合芸術学校 映像院 学生たち チュンギョン高等学校 映画部 忠清北道 チョンサン中学校 生徒たち 字幕外 ノ・スンボム → クォン・ジュンデ → 接見申請室職員 [受 賞] 2002 第39回 大鐘賞映画祭/音楽賞(ミヒャエル・スタウダッハー) [時 間] 104分 [観覧基準] 15歳以上 観覧可 [制 作 者] チャ・スンジェ [制作会社] サイダースウノフィルム [ビ デ オ] エスピーオー(DVD 5,040円)2007/5/25発売 [レンタル] あり [H P] 終了(日本) [撮影場所] ・法廷,刑務所監獄,独房,接見室場面 = 両水里(ヤンスリ)総合撮影所セット ・ジュナとシニョンが外で初めて会った道 = 仁寺洞(インサドン) ・アイスクリームを売る穴店 = 忠清道 沃天(オクチョン) ・劇場 = 全羅北道 井邑(チョンウプ) ・廃校 = 慶尚南道 南海(ナメ) ・赤色沿陸橋 = 慶尚南道 馬山(マサン) ・車が走る道 = 慶尚北道 霊徳(ヨンドク),鎮海(チネ) ・屋根裏部屋外径 = 全羅北道 高唱(コチャン) [内部はセット] ・刑務所外径 = 忠南 論山(ノンサン) ・ジュナのローファーム事務室 = ロコス事務室 ・ジュナのワンルーム = 弘大近所ワンルーム ・判事室 = 釜山(プサン)市庁市場執務室 ・裁判所ロビー,廊下 = 瑞草洞(ソチョドン)裁判所 [Private ] (K-VHS) J-DVD【5】 [お ま け] ・法廷ドラマ映画<あなたが女というだけで>(キム・ユジン監督)のシナリオを書いた ノ・ヒョジョンの監督デビュー作 ・夫を殺害した容疑で死刑宣告を受けた被告イ・シニョンと彼女の控訴審での国選弁護を 引き受けた弁護士ソ・ジュナの運命的な出会いと愛を素材にした作品 ・タイトルの<インディアン・サマー>とは,晩秋に訪れる小春日和のこと。