輝国山人の韓国映画
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▼今から30余年前,韓国の小さな小都市のイリ(裡里)の駅で,史上初めて爆発事故が発生した。その後,イリは,イクサン(益山)へと地名が完全に変わってしまい,爆発事故が人々の脳裏から忘れられて久しい。
▼この事故で両親を失ったチンソは,当時,母のお腹の中で爆発事故の微振を受けて生まれた不運の女性。幼い子供のように純粋で幼い霊魂を持った彼女は,相変らずその都市に残って,傷と痛みをそっくり大事に保管したまま生きている。
▼そんなチンソを見守り面倒を見てきた兄テウンは,徐々に彼女が手におえなくなり,ついにチンソを連れて海へ向かう。
[制 作 年] 2008年 [韓国封切] 2008年11月13日 [観覧人員] [原 題] イリ(裡里) 이리 [日 本 題] [日本公開] [英 語 題] Iri [ジャンル] ドラマ [原 作] [Producer] ユン・ビョンギ [脚 本] チャン・リュル,キム・ソンテ [監 督] チャン・リュル [第5作] [助 監 督] ユン・ソイル [撮 影] キム・ソンテ [照 明] イ・ジュンシク [編 集] イム・ソンギョン [音 楽] チェ・ギュジン [美 術] キム・ソンギュ [武 術] [出 演] ユン・ジンソ → チンソ オム・テウン → テウン チンソの兄 ユ・ヨンギュ → Mohammed Jano → 外国人労働者 コ・ウルォン → チェ・ウンジョン → ミジャ タバン(喫茶)のホステス コルモクタバン キム・ジュンソン → チンソを犯す男 ホン・ジヨン → リポーター ト・イェジン → イェジン 果物屋の娘 ソン・ギュシク → [同時録音] パク・チョンユン → キム・タギョン → [マネージャー部門] パク・イルラム → [制作部] イム・ソンギョン → [[編集] キム・スルレ → キム・ヨンスン → ソル・チェスン → オ・スニ → ホ・ソク → [モヒョンアパート敬老堂総務] ソン・グィヨル → ナ・ジュンチョル → ユン・ギジュン → シン・テミン → チェ・ギュジン → [音楽] ユン・ビョンギ → [プロデューサー] ユ・ウィス → [撮影ブース] ソ・ソンウォン → [演出部] オ・ソンファン → [未来と女性産婦人科院長] クォン・ナムギュン → [制作室長] 特別出演 キム・ドンホ → 昔の恋人を訪ねる老人 [映画行政家] チョン・ジヨン → [映画監督] グオ・コーユイ (郭柯宇) → 中国語講師 [中国の実力派女優] [受 賞] [映 画 祭] 2008 第3回 ローマ映画祭 競争部門 招請 2009 アジアフォーカス・福岡国際映画祭 2009 福岡ー釜山友情年記念 韓国映画コレクション 上映作品 [時 間] 107分 [観覧基準] 18歳以上 観覧可 [制 作 者] ユン・ビョンギ,チョ・ソンギュ(デビッド・チョ) [制作会社] GYRO PICTURES,(株)スポンジエンター [制 作 費] [D V D] 日本発売なし [レンタル] なし [H P] [撮影場所] 黒色豚の家 キルモク(町角)喫茶店 ルイスカステル マンムル(万物)青果商会 モヒョンアパート セマウル(新しい村)会館 未来と女性産婦人科 ベトナム戦友会館 ソブ(西部)カラオケ ソンサン教会 惜しみなく与えようとする オレンジデイ イクサン(益山)警察署 中央地区隊 イクサン(益山)駅 ピョンファ(平和)木工所 ピカソモーテル ハッピーデー成人用品店 [挿 入 曲] 悲しい愛
作曲:パク・ソンフン、作詞:パク・ユンジョン 愛してるよ
作曲/作詞:チャン・チュンシク、歌:キム・ヘジョン 愛しています
作曲 /作詞:マ・ギョンシク、歌:チャン・ソラ 青龍は行く(軍歌)
作曲:イ・ヒモク、作詞:チョ・ナムシ 苦海
作曲:イム・ジェボム、ソン・ジェジュン、作詞:チェ・ジョンウン、歌:イム・ジェボム 別れのプサン(釜山)停留所
作曲:パク・シチュン、作詞:ユ・ホ ベトナムお嬢さん
作曲:ラ・ウンパ、作詞:キム・ジンギョン、歌:アリラン シスターズ [M-Video] [Private ] K-DVD【4】(630-2022/4/12) [お ま け] NAVER 영화 KMDb(韓国映画データベース) Wikipedia ・この映画の背景になっている「イリ(裡里)駅爆発事故」は,1977年11月11日午後 9時15分,全羅北道イリ(裡里)市 [現イクサン(益山)市] のイリ(裡里)駅 [現イクサン(益山)駅] で発生した大型列車爆発事故。 ・インチョン(仁川)からクァンジュ(光州)に向かっていた韓国火薬の貨物列車が, 正式な責任者なしでダイナマイトや電気雷管など40tの高性能爆発物を載せてイリ (裡里)駅で停車しているときに爆発事故を起こした。 ・当時の捜査当局の発表によれば,護送員が暗闇を照らすために夜につけておいたロ ウソクの火が火薬箱に燃え移ったのが原因。 ・当時,火薬類などの危険物は,駅内に待機させず,直ちに通過させなければならな い原則を無視しており,粗末な安全意識が,大事故につながったという批判を受け た。 ・爆発後,イリ(裡里)駅は,直径30m,深さ10mにわたりえぐられ,イリ(裡里)市 庁の前まで破片が飛んで行った。 ・イリ(裡里)駅周辺の半径500メートル以内の建物が大部分破壊され,重軽傷者1,300 人余り,1,647世帯7,800人余りの罹災民が発生した。