輝国山人の韓国映画
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▼トレーニング服姿でリュックサックをかついだ青年が,明け方の路地を走っている。聖堂の前まで来た彼は,リュックサックにぎっしり詰まったゴミを捨てるところを見つけられ,ランニングシャツ風の神父に追われ急いで逃げる。ゴミ無断投棄常習犯は,小説家ソングク。ラジオに出演し,丁寧で博識な語調で家族の来歴と作品世界を話すけれど,中身はつまらない。
▼そんなある日,パーマ頭にミニスカートをはいた喫茶店従業員ファジョンが,彼の家の2階に借家人として引っ越してきて,戦争が始まる。友だちを呼んでぐうだらな酒の席を繰り広げるかと思えば,油ボイラーを随時つけまくったせいで,彼の執筆活動は中断されるほかはない。門下生ヒグさえ,ファジョンの勢力伸張にまきこまれてしまう。
▼ファジョンのきらびやかな話しぶりに自分でも気づかないうちに耳を傾けたソングクは,小説の素材に使うために,友人のシム作家を言い訳にして関係を持続する。しかし,いくらもしないうちにソングクの嘘はばれて,ファジョンは家を出てしまう。
利己的な小説家が,世の中を明るく生きる喫茶店従業員に会って,改過遷善するというヒューマン・コメディー
[制 作 年] 2003年 [韓国封切] 2003年9月5日 [観覧人員] [原 題] 吹けよ春風 불어라 봄바람 [英 語 題] Spring Breeze [ジャンル] ロマンス,コメディ [原 作] [脚 本] チャン・ハンジュン [監 督] チャン・ハンジュン [第2作] [撮 影] ムン・ヨンシク [照 明] チェ・ソンウォン [音 楽] ユン・ジョンシン [出 演] キム・スンウ → コ・ソングク 作家 キム・ジョンウン → ファジョン 喫茶店ホステス ピョン・ヒボン → ノ作家 キム・ヘオク → ホン・マダム 喫茶店「水芭蕉」 チャン・イナン → ソングクの父 コ・ギナム キム・ヨンオク → ソングクの母 チャン・ヒョンソン → シム作家 キム・ギョンボム → ヒグ ソングクの弟子 ソン・ジル → 聖堂神父 友情出演 チャン・ミンソク → ユン作家 ミン・ギョンジン → 編集長 パク・ヒョジュ → 喫茶店ホステス1 ユナ チョ・スジン → 喫茶店ホステス2 セラ ウォン・エリ → 喫茶店ホステス3 チョヒ キム・ソンギョム → 江原道おじいさん キム・ギョンエ → 江原道おばあさん キム・ハッキュ → 青年信徒1 キム・ジョングク → 青年信徒2 キム・ジングク → 青年信徒3 シム・ヨンシク → 青年信徒4 キム・ギョンフン → 青年信徒5 ユン・ヒョンミン → 青年信徒6 ソン・チャングン → 青年信徒7 シン・ヨンオク → おばさん信徒1 [編集でCut] ハン・スッキ → おばさん信徒2 [編集でCut] キム・ギチョン → 不動産社長 キム・スハン → ラジオ進行者 キム・ヨンイム → 日本人ガイド つちだ まき → 日本人観光客1 山野内 扶 → 日本人観光客2 かとう ゆうこ → 日本人観光客3 チョン・デビョン → タクシー運転手 イ・ジュン → 車強盗1 チョン・ヒョンドゥ → 車強盗2 [助監督] チョン・サンジン → 町内警察 キム・スファン → 江原道警察 チャン・ムニョン → 老人ホームおばあさん チェ・ヨンロク → 男性患者 ホン・ヒヨン → タクシーの乗客 イ・ギュファン → 医師 チェ・スジョン → 看護士 キム・ナムファ → 看護士 イ・ミヨン → 院務課職員 キム・ジヒョン → 美容師 ユ・ジヘ → 美容室補助 カン・ミンジョン → ナモン(南原)喫茶店ホステス ジヘ チャン・ハンジュン → 町内書店主人 [監督] ムン・ヨンシク → ナモン(南原)書店主人 [撮影監督] ユ・カンジン → 動物の王国声優 子役 チェ・ジヨン → 少女家長 チェ・チァンウ → 少女家長の弟 ペ・ソヨン → 幼いファジョン チョン・チュンマン → 幼いソングクの父 キム・ボラム → 幼いソングクの母 字幕外 ユン・ジョンシン → [音楽] イ・リム → [受 賞] [時 間] 111分 [観覧基準] 15歳以上 観覧可 [制 作 者] カン・ウソク [制作会社] プルレノス,(株)シネマサービス [制 作 費] 純制作費20億ウォン [ビ デ オ] ジェネオンエンタテインメント(DVD 5,040円) → NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(2016年1月1日付で合併) [レンタル] あり [H P] [撮影場所] ソウル祈子村,両水里(ヤンスリ)ソウル総合撮影所,南原(ナモン) [Private ] K-DVD【69】 J-DVD(3,931)【69】2006/5/12 [お ま け] ・最後のナモン(南原)の廣寒楼のシーンで日本人観光客を演じた石橋たたく氏 のHP(http://www.interq.or.jp/earth/tataku/10/03_move/indexf.htm)に 撮影の裏話が載っている。 ・2006年 日本公開