ムツゴロウの巣穴

ムツゴロウの巣穴はいったいどのようになっているのでしょうか。

日本では有明海と八代海のみ生息しているムツゴロウ。

巣穴を見るとムツゴロウと干潟の関係が浮かび上がります。

ムツゴロウの成長へ

干潟の様子 ムツゴロウの巣穴

巣穴から出てきているところ
左下の穴はもう一つの出入り口

それでは巣穴はどうなっているのでしょうか?


(樹脂を流し込んで型を取った標本)4〜5歳くらいのムツゴロウの巣穴です。(深さ約1.5m)
出入り口が2カ所あり、(これもムツゴロウの知恵なのでしょうか?)
中で一つになっています。
冬の間は穴の底にいます。
産卵期には横穴を掘って産卵室を造り天井に産卵をします。


(巣穴の標本は佐賀県有明水産振興センターのご協力により撮影しました。)

ムツゴロウの成長へ

干潟がなければ生きていけないムツゴロウたち。

今、その干潟の健康が失われつつあります。

干潟が元気を取り戻すにはどうしたらいいのでしょう。

一緒に考えてみませんか。

森や川そして海の事を学び考え、そして、私たちはその中で

生きているということを理解しましょう。