「子どもの家」を知ったのは、ホームページでした。そして、この活動を7年に渡って続けている日本人、小山さんとの出逢いがあり、ぜひ、子ども達に会いたい、と思ったのです。
訪問したその日は小学校が休みとのこと。たくさんの“小学生”が遊んでいるところでした。かつて、路上で寝起きし、物乞いやゴミの転売で命をつないできた子ども達だったことを、忘れるくらい、笑顔が輝いて見えました。
一緒に遊ぼうと持ってきた風船とゴム飛びのゴムで、私達は一挙に、遊びの仲間入りをしました。とにかく、みんな明るく元気。そして、まるで、親兄弟にするように、手をにぎり、体にふれ、抱きついてくるのが印象的でした。
しばらくして、過去にふれることがありました。“年齢あて”になった時です。8〜9歳に見える子が13歳。13歳の小学4年生。抱きついてきた12歳の女の子の体が軽いこと。でも、力は強いし、タフで優しい。それから、好奇心一杯の目。生きる力がみなぎっているのです。また、過去の分を取り戻すかのように、ふれあって楽しんでいるような・・気もしました。
実はこの時、次男が前日から熱を出して、保健室で休ませてもらったんですね。すると何人もの子ども達がつきっきりでお世話してくれるんです。また昼食の時には、5歳の長男の為に、焼き魚の骨をとりのぞいて、一番先に持ってきてくれました。その子は、長男がちゃんと食べるのを見て、安心したように、自分の分を用意してきて、並んで食べてましたよ。
彼らが笑顔を取り戻せて本当によかった!そして優しさをありがとう。
「子どもの家」のHP http:www03.u-page.so-net.ne.jp/pd5/jass/
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