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今日の流血 (August '98-September '98)


今日の流血とは?
それは、この僕がいかにバカみたいに CD を無節操に買い続けているか、その記録です...
というか、自分で確認するためだったりして(笑)



09/11/98

Emarson Lake and Palmer Live At The Royal Albert Hall '92 \980-(日本盤中古; CD VICP-5222)

日本独占販売。なんでかな?とりあえず、最近山のように出まくっている ELP のライヴ・アルバムのはしりということになるのかな。"Black Moon" で復活した ELP のライヴ盤ですが、新曲はともかく、古い曲、しかも大曲が目白押し(とはいえ完奏しているのは "Pirates" くらいで、あとは抜粋)なのが売りでしょうか。帯に "No Overduvs!!" と銘打っていますが、これは嘘クサい (^_^;)。少なくとも "In The Hot Seat" tour の時はこんなに声出てなかったぞ ->Greg Lake。ま、新曲を含めてそれなりに楽しめる一枚。

LIVE Throwing Copper '94 \480-(輸入盤中古; CD rard-10997)

LIVE のスタジオ盤(ややこしい)。これが 1st で、アメリカで爆発的にヒットしたアルバムです。全体的に初期 R.E.M. や Peter Gabriel なんかのインテリクサい感じの漂うグランジ。で、リズム体がかっこいいですね!普通のあんちゃんみたいなメンバーですが、みんなうまいです。かっこいい。

08/22/98

Mick Karn Titles '82 \100-(日本盤中古; LP VIL-6006)

Mick Karn 大好きなんです。ブビブバ・ベーシスト(笑)。これは Japan 解散後しばらくして出た、ポップなアルバム。未聴。

PRISM Surprise '80 \100-(日本盤中古; LP M-12003W)

PRISM といってもカナダの PRISM ではありません。日本のフュージョン・バンドです。初期はプログレっぽいフュージョンでかっこいいんですよね。ライナーによると、これは「新生 PRISM のデビュー盤」らしい。未聴。

PROPAGANDA A Secret Wish '85 \100-(輸入盤中古; LP ZTTIQ 3)

80年代のテクノ・ポップ。内証的な音作りのバンド‥‥だったような。以前友達から CD 貸してもらったことがあったんだけど、良く覚えていない(笑)。未聴。

RUSH Live Anthem 1975 \2,940-(bootleg(日本製); CD GYPSY EYE 080)

詳しくは Rush Bootleg Discography にて。

DREAM THEATER Instrumental II \1,000-(bootleg; CD LI002)

持っていたのをブラジルに送ってしまったので再購入。"YYZ" のカヴァーなんて入っています。詳しくは DT Bootleg Discography にて。

UK Danger After Night \1,000-(bootleg (日本製); CD HL007/8#U1)

3人 UK 大阪公演の完パケ・ブート。この録音が日本公演の中で一番いい音らしく、3枚目の出替わりです。確かにいい音ですね。ちょっと低音に下駄を履かせたような感じもしますが、どの楽器の音もかなりよく聞こえます。しかし、Wetton さんのベース・ソロってベタベタですね (^_^;)。ボジオ君のソロは意外にもおとなしめ(当社比)。ところで UK 名義の新作、いったいいつ出るんでしょう。

GENESIS Imperial College '72 \0-(bootleg (日本製); CD Night Sun-001)

テープでは既に持っていた音源ですが、上記2枚を買ったおまけでもらっちゃいました(笑)。でも、こっちの方が断然いい音!Foxtrot tour の音源ではかなりいい方ですね。地元で下品な MC がパワーアップしています(笑)。

08/15/98

GONG Wingful Of Eyes '86 \480-(輸入盤中古; CD CDOVD462)

イギリスの Soft Machine のオリジナル・メンバーの一人、David Allen(オーストラリア人)が、ビザが切れてイギリスに再入国できなくなり(笑)フランスで始めたサイケ・プログレ・バンド。ただし、この CD はその Allen が抜け、ジャズ・ロック・バンドに変身した時期の3枚、"Shamall", "Expresso", "Gazeuse!" からのベスト・セレクション。Allen がいなくなって、初期のユーモア(というかドラッグ・ミュージック的要素)がどんどん薄れていっているのが手に取るように分かります。バックはもともとテクニシャンぞろいだったので、コンセプト・メイカー(というかジャンキー)がいなくなって、テクニカル・ジャズ・ロックに走っていったんですよね。やっぱり名作 "Gazeuse!" の曲が出色ですが、"Expresso" からの曲も Holdsworth がいるせいか、出来が良いです。逆に "Shamall" の曲は "You" (Allen がいた頃の "Radio Gnolm Torilogy" 最後のアルバム)にあったような、浮遊するメロディが残っていて興味深いです(実はこのアルバムは聴いたことがなかった)なんにせよ、けっこうお得な一枚でした。

08/07/98

CURLEW Fabulous Drop '98 \300-(輸入盤; CD CUNEIFORM RUNE 105)

アメリカの現代プログレを輩出し続けているレコメン支部の Cuneiform の重要バンドのひとつ。某 M 誌では「疾走型アヴァンギャルド変態ジャズ・ロック」と評されていたなあ。その7枚目に当たる新作がこの値段 (^_^;)。ラッキー。この新作は「活きのいいジャズ・ロック」ですね。とてもアメリカらしいハッピーな感じのアルバムです。かっこいい!

FRED FRITH Eye To Ear '97 \800-(輸入盤; CD TZADIK TZ 7503)

Henry Cow でキャリアをスタートさせたことなどもうどうでもよくなっているギタリスト/インプロヴァイザー/コンポーザー/‥‥の Frith の、近年の映画音楽を集めた1枚。投げ売りされていた(涙)。映画音楽という事もあってか、風景の見えてくる曲です。相変わらず曲によって表情が全然違いますが、最近はノイジーなギターと、シンセやハモンドのきれいなフレーズをクロスさせる手法が多いよう。でも、百凡のギター・サイケ・バンドにはまねできないな。最後の曲がすさまじくかっこいい。素晴らしい。

MIRIODOR Rencontres '84/85/86/98 \300-(輸入盤; CD CUNEIFORM RUNE 108)

カナダはケベックのアヴァンギャルド・ロックの重要バンド。その 1st アルバムに30分を超えるボーナス・トラックをつけた再発 CD。ラッキー価格。1st ということで、「やりたい事をみんなやってみました」的なゴッタ煮。悪くいえば散漫。でも、確かなテクニックに裏打ちされているので、聴いていて飽きないです。

OTOLITHEN S.O.D. '97 \300-(輸入盤; CD CUNEIFORM RUNE 97)

僕のプログレの師匠(と勝手に呼ばせてもらっています)である kuno さんおすすめのバンド。ブラストのベーシストのユニットという話を聞いているけれど、そのブラストも聴いたことがない (^_^;)。内容は‥‥‥ひ弱な Skelton Crew といったところでしょうか。デュオでサンプラーなんかを使い倒しながら変な世界を構築しているんですけど、Skelton Crew ほどのしっかりとした芯がないのがいたい。野心作だとは思うんだけど。

VOLAPUK Slang! '97 \300-(輸入盤; CD CUNEIFORM RUNE 94)

これも kuno さんおすすめのバンド。Cuneiform からのリリースながらフランスのバンド、エトロンフーのドラマーのバンド。基本的にアコースティック編成で、いわゆるレコメン系の音(ってどんなのだ?)を出しています。弦楽器が主旋律をとっているので緊張感もかなりあるし、面白いです。



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