今日の流血 (May '99)
今日の流血とは? それは、この僕がいかにバカみたいに CD を無節操に買い続けているか、その記録です... というか、自分で確認するためだったりして(笑)
05/28/99
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- KING CRIMSON Live at Cap D'Agde, 1982 '99
- $16-(輸入盤; CD DGM CLUB 4)
- DGM Collectors' Club のリリース第4弾は Beat 発表後のツアーから、The Noise に収録された Frejus の前日のショウです。両日は EG label の同胞、Roxy Music とのカップリングで、Roxy が撮影/録音機材を持ち込んでいたのを Crimson も使わせてもらったために音源が残っていたということです。正規のライヴ・アルバム用の機材で録音された音源のため、非常にいい音です。ただし、約1時間のセットのうち最後の約20分のテープが紛失してしまったため、The Noise から3曲を継ぎ足しています。この時期は一般的にはあまり人気がないですが、やっぱり素晴らしいですね。Absent Lovers もいいですが、こっちも白熱しています。うーむ、こうなったら Discipline 名義のライヴの音源のリリースを望んでしまいますね。
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05/13/99
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- Leos Janacek (Alain Planes) Piano Works '94
- \480-(輸入盤中古; CD Harmonia Mundi 901508)
- ドビュッシー、サティ等と同時期の作曲家、ヤナーチェクのピアノ作品集。日本語の解説が付いていて助かった (^_^;)。ドビュッシー、サティと比べるとかなり抑揚を押さえた感じの曲が多いです。ただ、'1. X. 1905 [Sonata]' はかなり叙情的。テクニカル過ぎないのはこの時期の作曲家に共通しているんでしょうか。
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- THERION Lepaca Kliffoth '95
- \480-(輸入盤中古; CD Nucrear Blast America NBA 6127-2)
- Finland のデス・メタルバンドの4作目(?)。このバンドはクラシック的アレンジを大胆に導入していて、そのバッタクサさ(笑)が一部プログレ方面でも受けています。この次の Theri はオペラティックなアレンジが最高にはまりかなり面白かったのですが、このアルバムでもその布石となるようなアレンジが随所に出てきます。トリオ編成のバンドを中心に、3人のアディッショナル・ヴォーカルという編成。デス声の部分は非常に少ないです。去年6作目が出たんですが、そちらは未聴。
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05/07/99
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- 311 same title '95
- \480-(輸入盤中古; CD Capricorn 532530-2)
- Rush 人気投票第1回に投票してくれた方の1人が好きだと言われていたので、気になってました。日本盤もたくさん出ているんですが、帯叩きでは内容がどんなのかいまいちわからなかったので、ついに買ってみました。そうか、Hip-Hop-Metal なんですね。Red Hot Chilli Peppers にもこういう曲ありますね。ヴォーカル・ラインにメロディがほとんどないところはより Hip-Hop 寄りですが。うん、面白い。
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05/02/99
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- KING'S X Tape Head '98
- $3.99-(輸入盤中古; CD METAL BLADE RECORDS 3984-14187-2)
- ミクスチャー・メタルの雄、King's X の '98年暮れに出た新譜。カット盤がアメリカではこの値段 (^_^;)。最初はちょっと Dogman みたいにグランジっぽいのかと思いましたが、これがかなりメロディアス。前作 Ear Candy と Dogman のいいところを足して2で割ったような感じかな?それがちょうどよい配分で気持ちいいですね。コーラス・ワークも冴えてます。おすすめ。(あ、ちなみに日本盤にはボーナス・トラックがあるんですよね。どんなんだろ)
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- LAUNDRY Blacktongue '94
- $4.99-(輸入盤中古; CD MAMMOTH/PRAWN SONG MR0098-2)
- これ、1年ほど前に貸してもらって非常に気に入って、テープに落として聴いていたんですが、今回やっと CD をゲットしました(林さん、やっと買いましたよ〜)。元 PRIMUS のドラマー Tim Alexander が中心となって結成したバンドで、PRIMUS の Prawn Song レーベルから出ています。元 PRIMUS だけあって PRIMUS に近い音像ですが、Stick 奏者がいるからか、非常に '80年代クリムゾンに近い感じを受けます。ヴォーカルは Pearl Jam 系でグランジを思わせるし、Crimson + PRIMUS がグランジ系になった感じでしょうか。これが非常にかっこいい。14曲も入っていていまいちピンと来ない曲もあったりしますが、これは本家 PRIMUS が好きで、かつ Crimson が好きな人なら絶対気にいると思います。必聴。
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- PRIMUS Sailing The Seas Of Cheese '91
- $6.99-(輸入盤中古; CD INTERSCOPE INTD-91659)
- PRIMUS の最初のスタジオ・フル・アルバム。未聴。
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- RED HOT CHILLI PEPPERS One Hot Minute '95
- \280-(輸入盤中古; CD WARNER BROS. 9 45733-2)
- バンドの行く末が心配されている RHCP の現時点での最新アルバム。実は「母乳」前後のアルバムしか持っていなくて、もっと古いものや最近のものは真面目に聴いていませんでした。このアルバムは出た当時に店頭で試聴したんですが、僕の考えていた音よりもずいぶん整理されてしまっていて見送っていました。しかし改めて聴いてみれば RHCP ならではの力強いアルバムじゃないですか。相変わらずリズムは鋭くヘヴィ。これまでのアルバムよりもアコースティック・ギターが多用されているのが違う点でしょうか。でも、歌詞は危険(笑)
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05/01/99
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- EGBERT GISMONTI Danca Das Cabecas '77
- \1,250-(国内盤中古; CD POLYDOR POCJ-2238/ECM 1089)
- 珍しい。ジスモンチさんの国内盤の中古発見。'90年代の ECM からのアルバムはだいたい国内盤 CD で出ているらしいんですが、'70年代のアルバムもこうして CD 再発されていたんですね(しかし、ライナー・ノーツによるとジスモンチさんのアルバムは '92年の時点で48枚に上るそうで‥‥汗)。このアルバムはジスモンチさんと彼の信頼するパーカッショニスト Nana Vasconceios とのデュオ・セッションで、2人によるインプロとも作曲された曲ともつかない演奏が切れ目なく続いています。LP の都合上2曲にわかれていますが、ほとんど1曲といってもいいでしょう。ジスモンチさんの演奏は自作の8弦ギターとピアノ、それにウッド・フルートによるもので、アコースティックながら時に非常にハードな演奏でかっこいいです。Nana との息もぴったりで、まるで一人で演奏しているよう。ライヴを見たい!
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- PRIMUS Miscellaneous Debris '92
- \280-(輸入盤中古; CD INTERSCOPE RECORDS 96208-2)
- 「チーズの海」に続くマキシ・シングル。すべてカヴァーです。カヴァー曲は Peter Gabriel の 'Intruder', XTC の 'Making Plans For Nigel', The Residents の 'Sinister Exaggerator', The Meters の 'Tippi Toes', PINK FLOYD の 'Have A Cigar'。だいたい完コピですが、歌が‥‥(笑)。気の抜けた歌声はとにかく笑えます。特に 'Intruder'。面白いです。最新作もカヴァー集ですね。
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